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新しいOutlook for Windowsの一般提供開始

マイナビニュース / 2024年8月5日 11時37分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは2024年8月1日(米国時間)、「the new Outlook is now generally available」において、「新しいOutlook for Windows(new Outlook for Windows)」がプレビューから一般提供(GA)に移行されたことを発表した。個人アカウントを持っているユーザーだけでなく、商用ユーザーもこの新たなメールクライアントの最新バージョンを利用できるようになる。

○Windowsの次期標準メールクライアント

新しいOutlook for Windowsは、Microsoftが開発中のWindows向けの新たなメールクライアント。現行のOutlook for Windowsに対し、大幅な機能改善やUIの刷新が行われており、将来的にはWindows標準のメールクライアントになることが発表されている。

新しいOutlook for Windowsでは、Microsoft CopilotのAI支援機能や豊富な生産性向上機能によるメール処理の効率が大幅に向上している。またMicrosoft Teams、Loop、OneDrive、Microsoft 365とのシームレスな統合も提供しており、メールクライアントとしてのレベルを高めている。

○今後のスケジュール

2022年5月にプレビューが開始された新しいOutlook for Windowsは移行をスムーズに行うため、3つのステージと1つのマイルストーンによる段階的な移行アプローチをとっている。これまで新しいOutlook for Windowsはオプトイン(Opt In)という段階であったため、希望するユーザーだけが「新しい Outlook」トグルをオンにしてプレビュー版を利用できる状態だった。

Microsoftは新しいOutlook for Windowsを2024年8月1日までに一般提供(GA)に移行すると発表、スケジュールどおり進んでいる。一般提供が開始されたことでユーザーはそれぞれのサポートプログラムを通じ、定期的なテクニカルサポートやアシストテクニカルサポートを受けることができる。

新しいOutlook for Windowsは今後オプトアウト(Opt Out)と呼ばれるステージに進み、この段階で新しいOutlook for Windowsがデフォルトで有効化され、現行バージョンに代わり標準のメールクライアントとなる。またオプトアウト後にカットオーバー(Cutover)と呼ばれる最終段階に進み、このステージで古いバージョンのOutlook for Windowsに戻す機能が無効化されることになる。

ユーザーのニーズに応じた最適なメール体験を提供するために、新しいOutlook for Windowsの開発が続けられている。すでに実用に足る十分な品質を備えているため、新機能を使ってみたいユーザーは早い段階で移行を検討してみるのもいいだろう。
(杉山貴章)

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