1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

AWS Organizations連携サービス最新情報&セットアップのコツ 第15回 注目すべきAWS Organizationsに関連した最新アップデート3選

マイナビニュース / 2024年8月6日 10時14分

本稿の公開直前に、機能アップデートがあり、別のリージョンにあるIAM Identitiy Centerとも連携が可能となり、
記載した制約について考慮する必要がなくなりました。

IAM Identity Centerとの連携が必須という仕様は日本リージョンで利用したいというユースケースではかなり大きな制約となってしまうでしょう。IAM Identity Centerは組織インスタンスとアカウントインスタンスの2種類があるため、現時点ではAmazon Q Businessを利用したい場合は、アカウントインスタンスをバージニア北部、オレゴンリージョンのいずれかでセットアップし、Amazon Q Businessと連携をする方法をとらざる得ないかと思います。

利用にあたり、注意が必要な内容でしたので、このアップデートを取り上げました。
ルートアカウントのEメールアドレスの集中管理が可能に

第12回で紹介したように、このアップデート以前は代替の連絡先のみ集中管理が可能でしたが、ルートアカウントのEメールアドレスの集中管理が可能となりました。

アップデート前の表示は以下のようになります。

これに対し、アップデート後の表示は以下のようになります。

マネジメントコンソールの操作だけではなく、AWS CLI等で情報を取得することも可能です。ルートアカウントのメールアドレスの確認や変更の手間を減らすことができるうれしいアップデートだと感じています。
○まとめ

以上、第9回以降に発表されたOrganizations関連のアップデートから、筆者目線で注目すべきと考えたものを3つ紹介しました。本記事が皆様のお役に立てば幸いです。

奥村康晃 おくむらやすあき NTTデータ入社以来、クラウドサービスのAPIを連携させることで効率的な管理を可能とするクラウド管理プラットフォームの開発に従事。現在では、クラウド導入の技術コンサルや組織での技術戦略立案にも携わる。 2023 Japan AWS Ambassadors受賞 この著者の記事一覧はこちら
(奥村康晃)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください