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伊藤英明、歪んだ愛で妻・新木優子をアンドロイドにする天才科学者役「覚悟と責任感が必要でした」

マイナビニュース / 2024年8月7日 5時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の伊藤英明と女優の新木優子が出演するAmazon Original 映画『不都合な記憶』が、9月よりPrime Videoにて世界独占配信されることが6日、わかった。

同作は主演に伊藤英明、ヒロインに新木優子を迎えて描かれるサイコパスサスペンス・ロマンス映画。

伊藤は自分の“理想”を追求するあまり歪んだ愛で妻を支配しようとする天才科学者・ナオキを演じる。新木は、ナオキの妻で陶芸家のマユミ役で出演。そして監督・脚本は石川慶氏が務め、『愚行録』、『蜜蜂と遠雷』、『Arc アーク』でタッグを組んだポーランド出身の撮影監督 ピオトル・ニエミイスキ氏と再タッグ。近未来的な世界観を美しくリアリティあふれる映像で映し出す。

舞台は西暦2200年、科学技術が発展し人類の宇宙移住が進んだ近未来。宇宙に浮かぶ高級レジデンスに暮らすナオキ(伊藤)とマユミ(新木)は、一見誰もが憧れる完璧な夫婦。マユミは趣味の陶芸、ナオキは自身の研究に没頭し、洗練されたダイニングで優雅な音楽と料理や食事を楽しむ、平穏で理想的な夫婦の日常を過ごしている。しかし実はナオキは、マユミが自分を一番に愛してくれていた頃の幸せな日々を取り戻すため、妻をアンドロイドにしており、自分の理想を追求するあまり何度も妻を“作り変えていた”。ナオキの歪んだ愛情と、自身の置かれた状況に少しずつ気付き始める妻……近い未来、身近に起こりえる“愛の形”を描いている。

コメントは以下の通り。
○伊藤英明

台本を読んだ時からこれまでの未来を舞台にした作品とは作風が違うと感じていました。「宇宙の設定はどうやって描かれるんだろう? AI やテクノロジーをどのように表現するのだろう?」と、経験したことのない設定に想像を掻き立てられていました。石川さんが監督で、またタイで2カ月間日本とは違う国で全編撮影するというのはキャリアの中で初めてことだったので、役に対する集中だけでなく文化の違いにどうしても反応してしまう自分自身との闘いもあり、覚悟と責任感が必要でした。また、「映画は監督によって作られるものなんだ」と、強く意識した作品でもありました。

石川監督の頭の中にある世界をどう表現すべきか悩み、楽しみ、結果として更に役者という仕事が好きになりました。もどかしくて、つらくて、楽しくて、幸せで、感情を揺さぶられる要素が散りばめられた最高の作品です。

○新木優子

このプロジェクトは、規模が大きいだけでなく、石川監督の見ているもの、作ろうとしているものがすごく大きく感じたので、緊張感もあったんですけど、お声をかけていただき、ご一緒できて本当に嬉しかったです。ここまで宇宙空間とリアルな空間が一体化して、境目が違和感なく描かれた作品はなかなかないと思います。この作品は日本だけじゃなく世界の方々にも楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
○石川慶監督

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