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flierの「9割本」要約ランキングTOP10を紹介! ランクインした書籍から読み取れる傾向は?

マイナビニュース / 2024年8月7日 7時0分

『人は話し方が9割』編集担当のすばる舎・上江洲安成氏は、本書のタイトルに込めた想いについて「「9割は90%ではなく、ほとんどと言って良いほど大事なこと」という意味だと永松茂久氏はじめ私たちは考えている。永松氏とご一緒する中で、まさに人生においてコミュニケーション(話し方)が大事だと感じ、本書が王道を行く本だということを表現したく「9割」とつけた。」と回答。

上江洲氏のコメントでもあったが、書籍のタイトルで使われている「9割」は「ほとんど」という意味で用いられることが多い。「9割本」要約ランキングにランクインした書籍を見ると、その中でも様々な意味合いが込められていることがわかった。
○重要なスキル・事柄を表す「9割」

1位『人は話し方が9割』や、9位『結局、腸が9割』のように、重要なスキルや事柄を強調したいときに「9割」はよく使われているようだ。

「何かを学びたい」「何かを知りたい」というニーズがある中で、そのスキルこそ「9割」だと言い切ってくれる本に飛びつく読者は非常に多い。

特にビジネススキル系で特に多く見られるパターンで、例えば、7位の『仕事は初速が9割』は、本書の著者である越川慎司氏による行動調査で、成果を出し続けている人は、新たな仕事にすぐに着手する人が圧倒的に多いという結果が出たことから付けられたタイトル。

これは「9割本」の中でも一番オーソドックスな表現方法で、本ランキングでは、1位、2位、3位、6位、7位、9位、10位がそれに該当する。

このようなパターンの「9割本」は、最低限このスキルさえ習得できれば、何とかなるという安心感がある。「できるリーダーになりたい」「仕事ができる人になりたい」「健康でいたい」といった様々な願望に対して、タイトルから明確な答えを提示している書籍が多く、そのわかりやすさから、書店で見かけると手に取る人も多いはずだ。
○「9割」大丈夫だから気にしない

続いて、メンタル本で多く見られるパターン「ほとんどの不安や悩みは、何とかなる」というメッセージを伝えるための「9割」。

本ランキングでは、5位の『ストレスの9割はコントロールできる』や、8位の『心配事の9割は起こらない』が該当する。

この「9割」が書籍のタイトルに使われている背景には、私たちが多くの悩み・課題を抱えているという事実がある。「ストレス社会」といわれている現代だが、SNSをはじめとした情報化によるストレス、新型コロナウイルスによる日常生活の急激な変化、円安による光熱費や食費、衣料品などの値上げ、そして、職場や家庭での人間関係など、私たちは悩みが尽きない。そんなストレスフルな毎日を送るすべての人に、日々の生活が少しでも楽しく、幸せなものになるようにという願いが込められた書籍ばかりだ。
○「9割」が気づいてない

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