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『虎に翼』美佐江役の片岡凜、伊藤沙莉の目力に圧倒「心から会話している感じがした」 人柄にも感銘

マイナビニュース / 2024年8月7日 8時15分

画像提供:マイナビニュース

現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で森口美佐江役を演じ、朝ドラ初出演を果たした片岡凜。美佐江は、伊藤沙莉扮する主人公・寅子に問題を突きつける女子高生で、伊藤と対峙するシーンも描かれた。片岡にインタビューし、伊藤との共演の感想や美佐江役について話を聞いた。

伊藤とは今回が初共演。人柄にとても惹かれたと印象を語る。

「初めてお会いしましたが、とても温かい方で本当に素敵な方だなと思いました。お芝居に必要なことを相談させていただいたり、現場でたくさんコミュニケーションを取ってくださいました」

そして、伊藤のおかげで安心して演技することができたと感謝している。

「コミュニケーションを取って私の中身を引き出そうとしてくださる方で、私から出てくるものを受け止めてくださって、お芝居ですごくサポートしてくださいました。そのおかげで自分が思う演技をそのままぶつけていいんだなと安心して撮影に臨むことができました」

また、伊藤の演技から刺激を受けたそうで、対峙するシーンで目力に圧倒されたと振り返る。

「伊藤さんとずっと目を合わせながら会話をするシーンがありましたが、目力が本当にすごかったです。演じていて、内面で通じ合ってちゃんと心から会話している感じがしました。あんなに目を見て話すことは今後のお芝居でもそうないだろうなと思います」

片岡も目力が魅力的。本人に伝えると「『目がすごいね』ってよく言われます(笑)」と笑っていた。

演じた美佐江は、世間と自分の間に溝を感じていて、常識的にやってはいけないということが、なぜダメなのかわからないと疑問を抱いている子。寅子が必死に向き合うも、美佐江の世間との溝は埋まらなかった。

片岡は「美佐江の世間との溝や疑問は最後まで解消されませんでしたが、初めて自分の疑問を寅子さんにぶつけることができたというのは、美佐江にとってよかったのかなとは思います」と語る。

そして、美佐江が『虎に翼』そして寅子にとってどういう存在になったと思うか尋ねると、「そもそも法律って何なのか、人が守っているルールって何なのか、常識というものを取っ払って考えさせてくれる役で、寅子さんにとっても改めて法律について考えるきっかけになった人物だと思います」と回答。

初の朝ドラ出演を終え、「今後の展開は私もわからないので、一視聴者として楽しみに毎日見させていただこうと思います」と笑顔で話していた。

■片岡凜
2003年10月6日生まれ、群馬県出身。2021年4月に開設したTikTokとInstagramが注目を浴び、同年末に芸能事務所・フラームに所属。2022年2月にシンガーソングライター・優里のミュージックビデオで女優デビューし、雑誌のグラビアなどにも出演。2022年に『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)でドラマデビュー。その後、『ボーイフレンド降臨』(22/テレビ朝日)、『リエゾン-こどものこころ診療所-』(23/テレビ朝日)、『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(23/TBS)、『柚木さんちの四兄弟。』(24/NHK)などに出演。
(酒井青子)

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