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その肥満「果糖の摂り過ぎ」が原因かも?! ダイエッターが知るべき、糖質のメカニズムを専門家に聞いた

マイナビニュース / 2024年8月26日 14時45分

画像提供:マイナビニュース

体型が隠しにくいこの季節、「ヤバい、もうちょっと痩せないと……」と焦っている人もいるかもしれない。

脂っぽい食事を避ける、炭水化物を控える、ビールではなく発泡酒にする……などなど、ダイエットにもいろんな方法がありそうだが、意外にノーマークなのが「果糖」。実はこれこそが我々の内臓脂肪のひとつの原因として暗躍しているらしい。

ということで今回は、果糖の吸収抑制に着目した新商品「リゲインスリムマネージ」を手掛ける第一三共ヘルスケア 製品企画室 野村卓さんにインタビュー。果糖と肥満の切っても切れない関係について話を聞いてみた。

▼摂りすぎた「果糖」はエネルギーとして使われず、肝臓ですぐ内臓脂肪になる

ーー本日は果糖と肥満の関係についてお聞きしたいのですが、新商品「リゲインスリムマネージ」はなぜ果糖に着目したんですか?

肥満症学会が発表している「肥満症診療ガイドライン 2022」によると、肥満の原因として「カロリー過多」や「糖質摂取割合が大きいこと」などが挙げられています。前者はカロリー量の話ですので、1g当たりのカロリーが大きい脂質を含む揚げ物などの食べすぎは肥満に繋がるという話ですね。一方で、脂質を抑えても、糖質を摂りすぎてしまえば肥満につながる可能性があるようです。低糖質食と低脂質食で比較したところ、低糖質食品のほうが内臓脂肪を減少させたという研究結果もあります。

ーーそうなんですか! 「糖質」ってそんなに影響があるんですね。

ただ「糖質」にも種類があるんです。「ブドウ糖」は聞いたことがあるかもしれませんが、今回我々が着目したのは「果糖」です。ブドウ糖は体中のいろいろな組織でエネルギーとして消費されるのに対し、果糖は摂りすぎるとエネルギーとして使われず、直接肝臓に取り込まれて脂肪に変換されるという特徴があるんです。

ーーこわっ……。つまり果糖のほうが太りやすいということですか?

果糖とブドウ糖では体の中での使われ方が違うということですね。ブドウ糖はお米などの炭水化物に含まれていて、食べることで血糖値が上がりますし、摂り過ぎはよくありません。ただ、ある研究では、果糖投与群はブドウ糖投与群と比べて、内臓脂肪が有意に増えたという結果が出ています。
▼500mlの炭酸ジュースには約30gの果糖が含まれる

ーー果糖が多く使われている食べ物や飲み物を見抜く方法はありますか? 成分表を見ればわかるものなのでしょうか?

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