鈴木亮平&有村架純、初共演で大阪下町の兄妹役 『花まんま』映画化
マイナビニュース / 2024年8月7日 12時17分
俳優の鈴木亮平と有村架純が出演する、映画『花まんま』(2025年公開)が公開されることが7日、明らかになった。
同作は朱川湊人氏により、第133回直木賞を受賞した同名短編の実写化作。ある兄妹の不思議な体験を描いた物語で、表題の「花まんま」とは、子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテムとなる。
タイトルの『花まんま』に因み、8月7日の語呂合わせが「はな(8・7)」と読める“花の日”に解禁。鈴木と有村は初共演で本作の主人公となる大阪下町の兄妹を演じる。鈴木は、早くに亡くした両親との約束を守るため、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・加藤俊樹役で主演を務める。有村は、俊樹の妹で結婚を控えながらある秘密を抱えるフミ子役に。
監督は、最新作『九十歳。何がめでたい』が現在大ヒット中でもあり、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(2018年)や『そして、バトンは渡された』(2021年)など、人の心の揺れ動きに対する繊細かつ真摯な眼差しと豊かな表現力にも定評のある前田哲氏が強める。原作の映像化企画を長年出版社へ提案し続け、ラブコールが実を結んだ形となった。
鈴木・有村が演じる兄妹それぞれの表情とともに、子どものままごとで作った“花のお弁当”を意味するタイトルアイテム「花まんま」を写し出したファーストビジュアルも公開。兄・俊樹、妹・フミ子の朗らかな表情と「花まんま」を包む小さな手がまるでプレゼントを渡しているかのような印象的なショットが切り取られている。
○鈴木亮平 コメント
本作は、兄妹の絆はもとより、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品です。
また、時代が変わっても僕たちが「結婚」というものに感じる不思議な感情の正体を、自分でも見つけてみたいと思って臨みました。
演じた俊樹はぶっきらぼうですが、誰よりも妹を愛する兄です。若くして両親を亡くしているので、大切な人に今日会えなくなるかもしれないということを誰よりも実感している人間です。
関西弁で演じるのは久しぶりでしたが、ネイティブの言葉で演じられることの喜びを改めて実感する、楽しい撮影期間でした。
同じ関西人である有村さんや前田監督ともたくさんコミュニケーションを取り合い、『花まんま』の世界を一緒に作り上げることができたと自負しています。
○有村架純 コメント
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