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日産がフォルクスワーゲンのクルマを作っていた? その真相とは!

マイナビニュース / 2024年8月16日 11時30分

日本には前述の5気筒エンジンのほか、ガソリンエンジンの4気筒1,800㏄とディーゼルターボエンジンの4気筒1,600㏄をラインアップ。価格は最も高い「Xi5」が242万円(東京価格)でした。ちなみに、最初は5速マニュアル(MT)のみでの導入でしたが、後にATも追加されました。

1991年の生産終了までに5万台が生産されたと伝えられていますので、大きな成功とはいえないでしょう。日産ユーザーからは異質に見えてしまったのかもしれません。

さて、実は日産では、このサンタナ以前にも海外メーカーのクルマをノックダウン生産したことがあるのです。戦後、早急に技術力をつけなければいけなかったことから、日本ではいくつかのメーカーが海外メーカーと提携し、ノックダウン生産を行いました。

日産が生産したのはイギリスのオースチンです。1953年に生産を開始した「A40サマーセット」は、1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載したセダンでした。1955年からは「A50ケンブリッジ」に生産を切り替えます。日産はこういったところから自動車製造のノウハウを会得していったともいえるでしょう。

それでは、次回をお楽しみに!

内田俊一 うちだしゅんいち 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験をいかしてデザイン、マーケティングなどの視点を含めた新車記事を執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員。 この著者の記事一覧はこちら
(MN ワーク&ライフ編集部)



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