クールビズに合わせたい腕時計【セイコーウオッチ編】

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夏のオフィスに定着したクールビズ。業種や職種、年齢、TPOによって着用する服に違いはあっても、暑い日でもなるべく過ごしやすいスタイルで仕事をしている人は多いと思う。ここでは、男性のクールビズに似合うセイコーウオッチの腕時計を選んでみた。

想定する装いは、ワイシャツ（半袖／長袖）にスラックスという定番と、カジュアル寄りの半袖ポロシャツ＋チノパンだ。夏は手首も汗ばみやすいため、レザー系のバンド（ストラップ）は除外した。レザーバンドは汗で痛むし、ニオイも気になるからだ。基本的にメタルバンド（ブレスレット）の時計を選んでいる。
○ワイシャツ（半袖／長袖）＋スラックス■キングセイコー KS1969「SDKA017」

「キングセイコー」はセイコーウオッチのフラッグシップコレクション。取り上げた「KS1969」は、2024年6月に加わった比較的新しいシリーズだ。シリーズ名にあるように、1969年発売のモデルをモチーフにしており、優雅な曲線と多列ブレスレットが上質なドレスウオッチを演出する。クールビズに似合うのはもちろん、通年を通してスーツスタイルやビジネスカジュアルとマッチするだろう。

ケース素材：ステンレススチール
ケースサイズ：外径39.4×厚さ9.9mm
風防：ボックス型サファイアガラス（内面無反射コーティング）
ブレスレット素材：ステンレススチール
防水性能：5気圧
重さ：126g
ムーブメント：手巻き付き自動巻き機械式 キャリバー 6L35
パワーリザーブ：45時間
価格：39万6,000円

○ワイシャツ（半袖／長袖）＋スラックス■セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ「SART003」

プレザージュ クラフツマンシップシリーズは、日本の伝統工芸を取り入れ、機械式時計によって日本の美を発信するラインナップ。その中でも根強い人気を集めているのは、ダイヤルに有田焼を用いたモデルだ。SART003は柔らかみと奥行き感のある有田焼のホワイトダイヤルに加えて、ダイヤル内周と6時位置のサブダイヤルにくぼみを設けて高低差による立体感を実現。ブルーの時分針と同じくブルーの細長いバーインデックスは視認性も高く、腕元で涼しげに主張する。

ケース素材：ステンレススチール（表面硬化技術のダイヤシールド加工）
ケースサイズ：外径40.6×厚さ12.5mm
風防：デュアルカーブサファイアガラス（内面無反射コーティング）
裏ぶた：ステンレススチールとガラスのシースルー・スクリューバック
ブレスレット素材：ステンレススチール
防水性能：10気圧
重さ：150g
ムーブメント：手巻き付き自動巻き機械式 キャリバー 6R5H
パワーリザーブ：72時間
価格：25万9,600円