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松岡昌宏、正義と悪の2択なら「悪の方が好き。目に見えてるものが全てじゃない」

マイナビニュース / 2024年8月10日 7時0分

そうね(笑)。別に後付けでもなんでも、「とにかくやっちまえばいいんだから!」っていう思いは、その頃から既にうっすらあったかな。結局オレは、嘘やホラを本当にするために、一生懸命頑張ってきたタイプだよね。自分から既成事実にしていっちゃうっていうかね(笑)。

――では、最後に改めて。松岡さんの考える「密告はうたう2」の注目ポイントとは?

要は、「ジンイチ」と呼ばれる、警察の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課・監察係の存在を、一般の視聴者の方々にどこまで浸透させられるかというのが、勝負になってくる作品にはなるというか。公安でもない、特殊な世界の話で。普通だったらこういう題材って、避けて通りたくなると思うんですよ。でも、「WOWOWならここまでできるんだ!」という楽しみがあったし、「このセリフを口に出せるのはすごい!」と思うような場面も、たくさんありましたから(笑)。そういう意味では、非常に挑戦的な作品で。「食わず嫌い」じゃないけど、「美味しい」と感じるまでに時間がかかる食べ物ってあったりするじゃない? でもいざ勇気を出して食べてみたら、「意外とイケるじゃん!」ってハマってしまうような。年を重ねると、山菜のエグミも旨いと感じられるようになってくるのと同じで、「なるほど! 世の中にはこういう食べ物があるのか」って、未知の味に目覚めるような面白さだと思う。人を信じることができない部署の人たちのお話だから、脚本を読んでいてもずっと疑心暗鬼なんだよね。まぁ、オレ自身も仕事柄、日頃から人を信じないようにしているというか(笑)。フィフティフィフティぐらいにしといた方が、裏切られた時も楽なんだろうなと思うよね。
(渡邊玲子)



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