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大阪公大、げっぷ障害は噛む回数が多すぎても少なすぎても影響ありと発表

マイナビニュース / 2024年8月8日 15時40分

そこで、さらに詳しく関連を調べるため、多変量解析が実施されると、胃食道逆流症、機能性ディスペプシア、甲状腺疾患の有無、満腹まで食べること、咀嚼回数が極端に少ないまたは多いことが、特にげっぷ障害の発症に関連することが突き止められた。その一方で、炭酸飲料水の摂取頻度との関連は認められなかったという。他にも、げっぷ障害は身体的・精神的健康関連QOLを低下させることも改めてわかったとした。

今回の研究により、日本でのげっぷ障害の頻度が明らかになった。有病率が成人の1.5%だったという事実は、実際に症状に困っているが医療機関を受診していない人が多いことも考えられるとする。

げっぷ障害では「認知行動療法」(げっぷ障害の病気の成り立ちを理解させること(認知パート)と、主に腹式呼吸により訓練すること(行動パート)を実施する療法)を行うことが多いが、治療は容易ではなく、しかもそれを実施している医療機関も限られているのが現状。今後、げっぷ障害の患者において、咀嚼回数の評価や食生活習慣改善による効果を確認することで、将来的に患者自身で行う治療方法の選択肢となることが期待されるとしている。
(波留久泉)



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