1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

投資家に聞いた、投資を止めた理由・再開した理由は?

マイナビニュース / 2024年8月19日 10時44分

画像提供:マイナビニュース

Global X Japanは8月7日、投資に関する調査の結果を発表した。調査は2024年7月26日~7月27日、10年以上の投資経験があり、一度完全に投資を止めたが、再開して現在も投資をしていると回答した全国20代~60代男女330名を対象にインターネットで行われた。
○投資を止めたタイミングと理由

投資を一度完全に止めたタイミングは投資を始めてから「10年以上」が経過した頃が約4割と最も多く、次いで「2年以上4年未満」が3割弱という結果となった。一方、「1年未満」や「1年以上2年未満」はそれぞれ10%未満であり、短期よりも中期・長期の投資経験の後に止めた人が多い結果となった。

また投資を止めた理由としては「資産価格が減った」「資産価格が想定通り増えなかった」が最も多い結果となった。これは中期・長期の投資をする間に、リーマンショック等の大きな株価下落の影響を受けたことも要因として考えられる。

○投資を再び始めたタイミングと理由

一度完全に止めた投資を再び始めたタイミングとしては、6割超が「2年以上」経過してから投資を再開したと回答し、1年未満で再開した人の3倍弱となった。投資を再開したきっかけとしては「経済的に余裕が出た」「貯蓄だけだと不安」という経済的要因と、「投資したい先が出てきた」という投資意欲に関する回答の割合が約3割と高くなった。また新NISAなどの投資環境の整備は投資上級者にとってさほど大きなインパクトはなく、結婚や出産といったライフスタイルの変化も、ほとんど影響していないことが読み取れた。

○運用方針の変化

投資を止める前後での違いでは、投資再開後は4割が「長期目線になった」と回答し、約3割が「投資対象を変えた」と回答した。

また運用方針については、止める前の投資で最も多く選ばれていた「値上がり重視」が再開後は大きくポイントを落とし(▲16.7ポイント)、代わりに「長期目標(+25.5ポイント)」「分散投資 (+14.2ポイント)」が大きくポイントを伸ばしており、明確な方針転換があったことがわかった。

投資先については、投資を止める前は個別株への投資が約8割であったのに対し、投資再開後は個別株の割合が減少した。その代わりに投資信託やETFへの投資割合が増加しており、運用方針を変えたことが投資先の選び方にも影響していることがわかる。

○再開後の投資の成果

再開後の投資の運用状況については、前出の図6の通り運用方針を「長期目線」「分散投資」重視に変更したことにより、約8割の人が「とても良くなっている」「まぁまぁ良くなっている」と回答しており、ほとんどの人の運用状況が以前よりも改善されたことがわかった。

なお投資を一度止めたことについては、約8割の人が「後悔をしていない」と回答しており、運用方針を変えて成果に繋がったことが、後悔のない投資運用にも繋がっているようだ。

○投資初心者にアドバイスするなら……

投資初心者にお勧めしたい運用方針については「長期目線」が6割以上、次いで「分散投資」が4割以上となり、投資再開後の自身の運用方針を勧める結果となった。
(Yumi's life)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください