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フォステクス、フルレンジスピーカーユニット「FE203Σ-RE」を発表

マイナビニュース / 2024年8月9日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

フォスター電機(フォステクスカンパニー)は、フルレンジスピーカーユニット「FE203Σ-RE」を2024年9月下旬に限定で販売することを発表した。価格は25,300円(1台)。フォステクス・オンラインショップでは予約受付が始まっている。

本製品は、1979年に発売されたバックロードホーン型エンクロージャー専用のフルレンジスピーカーユニット「FE203Σ」を基に、当時の要素技術と現代の最新技術を融合したもの。

振動板は主材料にNUKP(Nadelholz Unbleached Kraft Pulp:針葉樹未晒しパルプ)を採用し、2段階で抄紙することにより基層と表層、2層で1つの振動板を構成という独自技術の2層抄紙技術で製造している。基層は長繊維パルプと短繊維パルプの配合比率の調整を行い、それぞれ別々に叩解し、混合して抄紙した超叩解NUKPと、マニラ麻とミツマタの混合により適度な内部損失を保有しながら嵩高構造による剛性を両立。表層にはNUKPの短繊維パルプを配して振動板表面の高い伝播速度を実現している。これにより、FE203Σのバックロードホーン使用時の厚みと張りのある音色を基に、より実体感のある立ち上がりに優れた中高域と、重心の低い厚みのある低域再生を確保したとのことである。

また、ボイスコイル引き出し線とティンセルワイヤーを接続するハトメを使用しないことで、中音域の高調波歪を低減している。

ボイスコイルとダンパーおよびコーン紙の3つの振動系部品を同一円周上で接着するために、ポケットネックダンパー方式を採用。ダンパーの形状と材料は直線性の高い振幅特性を実現する。

磁気回路にはΦ133mmフェライトマグネットを2枚重ねで装備し、高い磁束密度を確保。ポール部は銅キャップを被せて電流歪みを低減し、力強い音楽再生を可能にしている。

取付ピッチは、FE203/204/206/207や最新のFE206NV2など、歴代の鉄板フレームモデルと同じ仕様。入力端子はファストン205タイプの低損失金メッキ端子を採用したことで、スピーカーケーブルの確実な接合に加えて、音質劣化を防いでいる。

主な仕様は以下の通り。

型式:20cmコーン形フルレンジ ユニット
インピーダンス:8Ω
最低共振周波数(f0):54Hz
再生周波数帯域:f0〜18kHz
出力音圧レベル:96dB/1 w(m)
入力:9W(NOM)
Mo:14.01g
Qo:0.23
実効振動半径:8.1cm  
マグネット質量:1,160g/枚
質量:4,080g
バッフル開口寸法:Φ185mm
推奨エンクロージャー方式:バックロードホーン

本体のほか、木ネジ×4、ワッシャー×4、パッキン×1などが付属する。
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