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Clouderaが実現する“真”のハイブリッドとは? 「EVOLVE24 APAC」開催

マイナビニュース / 2024年8月9日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

ビックデータ解析のClouderaは8月6~7日の2日間、データおよびAIに関する年次カンファレンス「EVOLVE24 APAC」をシンガポールで開催した。Amazon Web Services (AWS)とIBM、Red Hatがスポンサーを務めた今回のカンファレンスには、Clouderaの役員をはじめ、400人を超える顧客やパートナーらが参加した。

7日に開催された基調講演には、最高経営責任者(CEO)のチャールズ・サンズベリー氏や最高戦略責任者(CSO)のアバス・リッキー氏ら主要幹部が登壇し、生成AI時代におけるデータ活用などについて説明した。また両氏は講演後、APAC(アジア太平洋地域)各国の報道陣による合同取材に応じ、2025年度における戦略についても明らかにした。

AI時代におけるデータ活用

サンズベリー氏は講演の冒頭、Clouderaのこれまでを振り返った。

Clouderaは2008年にGoogle、Yahoo、Oracleの元従業員によって設立され、ビックデータ基盤のリーディングプロバイダーとしてスタートした。創業当初は、分散処理技術である「Apache Hadoop」をベースにしたデータ管理ソフトウェアの開発やサービス、トレーニングを提供していた。

2019年には、Hortonworksとの統合を経て、エンタープライズデータクラウドの提供を開始。2021年からは第2の創業期に突入し、ハイブリッドデータクラウドの実現を目指している。

主力製品はビッグデータ統合基盤の「Cloudera Data Platform(CDP)」。オンプレミスに加えて、ハイブリッドクラウド、パブリッククラウドの環境でデータ管理と分析を統合的に行うことができる、エンタープライズ向けのデータクラウドソリューションだ。

CDPは、データの収集から分析、可視化、AI活用まですべてを網羅し、大容量と高パフォーマンス、そして柔軟性を備えたデータレイクハウスだ。また、データの構造にかかわらず格納できるストレージをHDFS(Hadoop Distributed File System)やOzone、Amazon S3など多くの選択肢の中から選ぶことができる点が特徴だ。

サンズベリー氏は「Clouderaは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプ
レミスといったあらゆる環境において、あらゆるデータを制御、分析、最新化することができ、企業が抱える複雑なビジネス課題を解決できるように支援している」と述べた。

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