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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第6回 「テーブル」を使ってフォーム画面に表を作成する

マイナビニュース / 2024年8月16日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は、フォーム画面に“表”を作成できる「テーブル」の使い方を紹介する。「入力項目が何個必要になるのか?」が明確ではないデータを扱う際に必須となる機能なので、必ず使い方を覚えておこう。今回は「受注伝票」のアプリを作成する場合を例に使い方を紹介していくが、それ以外にも幅広い用途に「テーブル」を活用できるはずだ。→連載「kintoneでゼロから始めるノーコード開発 」のこれまでの回はこちらを参照。
テーブルとは?

「テーブル」は、フォーム画面に“表形式の入力欄”を作成できる機能だ。文章だけでは、その必要性を理解しにくいと思われるので、具体的な例を示しながら詳しく解説していこう。

今回は例として、「受注伝票」のアプリを作成する場合を考えてみよう。こういったデータを管理するには、受注した商品の「商品名」や「単価」、「数量」、「金額」などの入力欄を用意しておく必要がある。もちろん、注文される商品は1種類だけとは限らない。2種類以上の商品が同時に注文されるケースも十分にあり得る。

そこで、「商品名」や「単価」、「数量」、「金額」の入力欄を5個ずつ用意したアプリを作成してみた。

この場合、最大で5種類までの同時注文に対応することが可能となる。ただし、同時に6種類以上の注文が入った場合には対応できない。であれば、「それぞれの入力欄を10個ずつに増やして……」という考え方もあるが、それでも11種類以上の注文に対応できないことに変わりはない。また、画面が入力欄だらけになってしまうため、どう考えても「スマートな対処方法」とは言えないだろう。

このような場合に活用できるのが、“表形式の入力欄”を作成できる「テーブル」という機能だ。今度は、先ほどと同様の入力欄を「テーブル」で作成した例を紹介しておこう。

最初は、それぞれの入力欄が1個ずつ表示されている。各項目にデータを入力し、表の右端にある「+」アイコンをクリックすると……、

表に2行目が追加され、2番目のデータを入力できるようになる。同様の操作を繰り返して、3行目、4行目、……のデータを追加していくことも可能だ。

このように、必要な数だけ行を追加しながら各項目にデータを入力していける機能が「テーブル」となる。
「受注伝票」アプリの作成例

それでは、アプリの具体的な作成手順を紹介していこう。話の中心は“テーブルの使い方”になるが、その前に、これまでに紹介していなかったフィールドについて簡単に補足しておこう。

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