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Microsoft、8月の累積更新プログラム配信開始 - 90件の脆弱性修正

マイナビニュース / 2024年8月15日 12時9分

画像提供:マイナビニュース

米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は8月13日(米国時間)、「Microsoft Releases August 2024 Security Updates|CISA」において、MicrosoftがWindowsなど複数の製品の脆弱性に対処するためのセキュリティ更新プログラムをリリースしたと伝えた。

修正された脆弱性は90件に上り、すでに攻撃への利用が確認されている脆弱性も6件含まれている。これら脆弱性を放置すると、遠隔から任意のコードを実行されたり、管理者権限を奪われたりするなどの攻撃を受ける危険性がある。
○脆弱性に関する情報

今回公表された脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

June 2024 Security Updates - Release Notes - Security Update Guide - Microsoft
Security Update Guide - Microsoft

○悪用が確認されている6件を含む10件のゼロデイ脆弱性

今回修正された脆弱性のうち、次の6件はすでに悪用が確認が確認されているという。

CVE-2024-38189 - Microsoft Project のリモート コード実行の脆弱性 (CVSSスコア:8.8)

CVE-2024-38178 - Windows スクリプト エンジンのメモリー破損の脆弱性 (CVSSスコア:7.5)

CVE-2024-38193 - WinSock の Windows 補助機能ドライバーの権限昇格の脆弱性 (CVSSスコア:7.8)

CVE-2024-38106 - Windows カーネルの権限昇格の脆弱性 (CVSSスコア:7.0)

CVE-2024-38107 - Windows Power Dependency Coordinator の特権昇格の脆弱性 (CVSSスコア:7.8)

CVE-2024-38213 - Windows Mark of the Web セキュリティ機能バイパスの脆弱性 (CVSSスコア:6.5)

次の4件の脆弱性は、悪用の事実こそ報告されていないものの、すでに攻撃手法が公開されているため悪用されるリスクが高い。

CVE-2024-38200 - Microsoft Office なりすましの脆弱性 (CVSSスコア:7.5)

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