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ウイスキー「山崎」、ノンヴィンテージでも買取価格が定価を上回る理由

マイナビニュース / 2024年8月23日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

海外オークションで数千万円単位の値が付くなど、世界中で注目が集まっているジャパニーズウイスキー。国内においても人気銘柄は抽選販売となることが多く、二次流通価格が定価を上回ることも珍しくありません。

中でも人気の銘柄「山崎」(ノンヴィンテージ)について、お酒買取専門店JOYLAB 代表の太田圭亮氏に聞きました。

○ブランドをより身近な存在にした「山崎」(ノンヴィンテージ)

――御社において、ジャパニーズウイスキーの取扱本数ベースでNo.1の人気を誇るという「山崎」(ノンヴィンテージ)。どのような銘柄なのでしょうか?

2012年に発売された、比較的新しい銘柄です。当時ハイボールが流行り始めて、原酒が不足していた中、山崎ブランドをより一般層に身近なものにするために、この「山崎」(ノンヴィンテージ)が生まれたと言われています。

ほかの「山崎」シリーズ同様、日本最古の蒸留所である、大阪の山崎蒸留所で歴史と伝統に裏打ちされた生産が行われています。

比較的流通量が多いので、人気銘柄の中では比較的手に入れやすい価格帯でもありますが、抽選販売になることが多く、定価で購入するのが難しい状況となっています。

――味わいの特徴は?

ミズナラ樽やワイン樽など、いろいろな樽を使って熟成されているため、複雑な味わいが特徴です。

これをきっかけに高級ウイスキーにハマる人も多く、良いジャパニーズウイスキーの入門編として非常に高い人気を誇っています。
○定価7,000円でも買取価格は11,000円

――「山崎」(ノンヴィンテージ)の相場はどうなっているのでしょうか。

値動き自体は、ジャパニーズウイスキー全体の相場と連動しています。ジャパニーズウイスキー相場は、当社で買取価格のログを残し始めて以降、一時的なアップダウンはあるものの、ずっと右肩上がりで推移しています。特に大きく値を上げたのが2019年。その後2023年に一時相場が下がったものの、2023年末には再び上昇に転じました。

具体的な金額をお伝えすると、「山崎」(ノンヴィンテージ)は定価が7,000円(税別)ですが、2024年7月現在の当社の買取価格は11,000円(2024/8/19現在)です。当然、販売価格はさらに高くなります。

買取価格は市場の実勢価格によって決まるので、二次流通価格が定価を上回るということは、それだけ「高いお金を払ってでも手に入れたい」というニーズが多いということです。

流通量が比較的多いにもかかわらず、定価と買取価格の差がこれだけ開くというのは、「山崎」ブランドの強さの表れです。さまざまな銘柄がありますが、やはり山崎のブランド力は頭一つ抜けている感じがしますね。

○お酒買取専門店『JOYLAB』(https://joylab.jp/)

全国主要都市に直営店を運営し、ワイン・シャンパン・ウイスキー・ブランデー・日本酒・焼酎など世界各国のお酒を買取するお酒買取専門店。 数本から大量在庫まで1本ずつしっかりと査定します。査定お問合わせはLINEや電話などさまざまな方法で可能ですので、ホームページでご確認ください。
(春奈)

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