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「ラピッドトリガー」一色のゲーミングキーボード - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年8月16日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は秋葉原のパソコンショップアークに足を運び、ゲーミングキーボードの売れ筋を取材しました。

最近のゲーミングキーボードのトレンドについて、スタッフの磯田尚輝氏は「ラピッドトリガーの有無がもう第一になっていますね。ラピッドトリガー対応モデルのなかで何を選ぶか、という人が多い印象です」と言います。

ラピッドトリガーは、キーを押し込んだときに入力信号がオンになる地点を細かに調整できる機能で、0.1mm単位よりも細かく決められるものも出回っています。自分に最適な押し込み具合(あるいは離し具合)で入力することで、素早くて正確な入力が可能になり、シューティングゲームなどで有利になります。この機能の搭載が大前提というわけです。

複数のメーカーがラピッドトリガーモデルを投入していて、キースイッチの種類も多岐にわたります。そのなかで多くの人に支持されているのはどんな製品なのでしょうか。下記の「ゲーミングキーボード選び 3ポイント」を踏まえて、直近の売れ筋ランキングを見ていきましょう。
○<ゲーミングキーボード選び 3ポイント>

文字入力時にも重点を置くなら日本語配列が有利。一方、英語配列なら選択肢が広がる。
60~75%のコンパクトな製品が人気だが、自分なりの入力しやすさを損なわない範囲で選ぶのがベター。
キースイッチの種類や、PCとの通信頻度(ポーリングレート)、机上でのズレにくさも比較したい。

※本文と写真で掲載している価格は、2024年7月24日13:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:0.01mm単位で設定できる「HM66」

一番人気に挙げられたのは、Rabbitの英語60%キーボード「HM66」です。2024年6月の発売以来、供給が追いつかない人気が続いており、取材時も1人1台限定の購入制限がついていました。取材時の価格は36,000円。磁気スイッチを採用し、押下時の入力位置(アクチュエーションポイント)は0.01~4.0mmまで0.01mm単位で調整できます。

「ラピッドトリガーキーボードでも高価な部類ですが、0.01mm単位で調整できる点が評価されています。ポーリングレートも8000Hzと高いので、とことん素早く自分に最適化した入力環境が得られるのが魅力といえますね」

第2位:2万円切りでラピッドトリガーが使える「VXE ATK68」

続く2位は、2024年4月に登場したラピッドトリガーモデルとしては低価格なATKの「VXE ATK68」でした。磁気スイッチを採用した英語配列の65%キーボードで、取材時の価格は18,800円。アクチュエーションポイントは0.1~0.4mmの間で40段階の調整が可能です。

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