1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【猛暑】危険な暑さ、いつまで続く? 8~10月の傾向を発表

マイナビニュース / 2024年8月19日 10時47分

画像提供:マイナビニュース

ウェザーニューズは8月9日、「猛暑見解2024」を更新し、今年の8~10月の気温は全国的に平年より高く、特に9月は観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する高温となる可能性があることを発表した。
○8月下旬まで危険な暑さが継続、9月以降も残暑が長引く予想

8月に入ってからも各地で厳しい暑さが続いているが、この先10月にかけても平均気温は全国的に平年よりも高く、残暑の厳しい日が多くなりそうだという。特に8月中旬から下旬にかけて、フィリピン近海の対流活動が活発化することで太平洋高気圧が強まり、偏西風の蛇行によってチベット高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、"ダブル高気圧"となり危険な暑さとなる時期がある見込み。9月以降は例年であれば太平洋高気圧が次第に日本の南東に後退し、偏西風帯が南下してきて、北日本から涼しい空気に覆われる日が次第に多くなっていく。しかし、今年の秋にはラニーニャ現象が発生する可能性があり、その影響で9月を中心に太平洋高気圧の本州付近への張り出しが平年より強く、偏西風帯の南下も平年より遅れるため、季節の進行が遅れる予想。このため、全国的に平年よりも気温の高い傾向が続く見込みだという。

昨年9月の平均気温は全国153の気象官署等のうち仙台や東京、名古屋、大阪など100以上の地点で観測史上1位を更新するなど、過去にない高温となった。これは、太平洋高気圧が平年よりも強い状況が続いたことに加え、偏西風が平年よりも北寄りを流れ、日本付近は暖かい空気に覆われやすかったことが影響したとみられる。また日本近海の海面水温が記録的に高かったことも影響したと考えられる。今年も太平洋高気圧の張り出しが強く、偏西風帯の南下が遅れる予想となっているため、昨年に匹敵する高温になるおそれがあるという。
○北日本エリアの8~10月暑さ見解

北日本では、8月も気温は平年より高い予想。湿った空気や低気圧の影響で暑さの収まる日はあるものの、晴れて暑い日が多い見込み。9月の気温も平年より高い予想。季節の進行が平年より遅く、暖気に覆われやすい見込み。ただ、前線や湿った空気の影響で東北を中心に大雨となる日もあるとみられ、暑さの収まる日もある予想。10月の気温は平年より高い予想。天気は周期的に変わるが、低気圧通過後の寒気の流れ込みは弱く、暖かい日が多い見込み。
○東日本エリアの8~10月暑さ見解

東日本も、8月の気温は平年より高い予想。湿った空気や低気圧の影響で暑さの収まる日はあるものの、晴れて暑さの厳しい日が多く、熱中症に注意が必要。にわか雨や雷雨が発生しやすい日もあり、天気の急変にも注意を。9月も気温は平年より高い予想。前半を中心に高気圧に覆われて晴れて残暑の厳しい日が多いという。後半は、前線や湿った空気の影響でぐずつく時期があり、暑さの収まる日が次第に多くなる見込み。10月の気温も平年より高い予想。天気は周期的に変わるが、前半は太平洋側を中心にぐずつく時期がありそう。暖かい空気に覆われやすい見込み。
○西日本エリアの8~10月暑さ見解

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください