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第47回ディスプレイ産業フォーラム 第2回 スマホ用パネルの主流は液晶から有機ELへ

マイナビニュース / 2024年8月20日 7時5分

大型液晶ディスプレイ市場の動向

OMDIAの大型ディスプレイ担当シニアリサーチマネージャ(韓国駐在)であるChung Yoon-Sung氏は、大型LCD市場に関して「2024年上期に、液晶テレビ向けパネル需要は比較的堅調であったが、IT向けパネル需要は低調に推移した。ディスプレイメーカー各社は受注生産を中心とする方針を継続したが、稼働率は予想を上回った」と述べている。

また、2024年下半期については、世界的なインフレ、需要の前倒し、および2024年上半期の液晶パネル価格の上昇により、需要は減少すると予測している。多くのテレビブランドは、2024年第2四半期末に2024年のテレビ事業計画の下方修正を開始している」と述べた。

このほか、大型OLEDディスプレイ市場については、以下のような見解を示している。

6か月前の予測と比較すると、出荷台数は5.7%増加したが、最新の予測ではOLEDテレビ向けパネルの出荷台数が3.8%、出荷面積で5.6%ほど減少したため、出荷面積も3.0%減となっている。
モニター、ノートPC、タブレットPC向けOLEDは、2024年に前年比3桁の出荷増が見込まれている。
中国のディスプレイメーカーは、2024年にノートPC向けOLEDの普及を拡大させる。その結果、2023年のノートPC向けOLEDの出荷シェアは0.4%ほどであったが、2024年には14.8%へと拡大される見込みである。この結果、韓国勢のシェアは、2023年の99.6%から2024年には85.2%に減少すると予想される。
タブレットPC向けOLEDは、AppleのiPad Proの需要により、2024年に増加すると予想されている。2024年のiPad Pro向けOLEDの出荷台数は900万台に達し、タブレットPC向けOLEDの総出荷台数の60.6%を占めると予想される。
(服部毅)



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