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Windows 11、最新CanaryプレビューでFAT32の制限緩和、非公式インストール対策も

マイナビニュース / 2024年8月19日 9時55分

○Windows 11、対応デバイスチェック厳格化!?

Windows 11は、動作周波数1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサーやTPM (トラステッド プラットフォーム モジュール) 2.0など、Windows 10から最小システム要件が厳しくなった。これがWindows 11へのアップグレードの障壁の1つとなっており、 2024年7月時点のWindows全体におけるシェアは、Windows 10が「65%」、Windows 11は「30.82%」と、今でもWindows 11の倍以上の規模でWindows 10が使用されている(Statcounter)。

しかし、Windows 10の最終バージョンになるWindows 10 バージョン22H2のサポート終了日が2025年10月14日に迫っている。Microsoftは延長セキュリティ更新サポート「Extended Security Updates」(ESU)を発表したが、これは有料プログラムであり、最大3年である。そうした中、ユーザーコミュニティにおいて非対応のデバイスでWindows 11を動作させる方法が共有されていた。

その1つである「/product server」コマンドラインを使用してハードウェア要件のチェックを回避するバイパス手法が、Canaryチャネルのビルド27686では使用できなくなったとBob Ponyが報告している。

非対応デバイスでWindows 11を動作させる方法は「/product server」だけではなく、他にもいくつか存在する。だが、「/product server」は非常に簡便な回避方法であり、情報が広がり始めてからしばらく経過している。そのため、Microsoftはユーザーの自己責任で容認するという見方もあったが、今回の修正により、同社が今後、対応デバイスのチェックを厳格化する可能性が指摘されている。

これらに加え、Canaryチャネルのビルド27686には、Windows SandboxをWindows Store経由で提供する「Windows Sandbox Client Preview」が含まれる。Windows Sandboxは、システムから独立した軽量な実験環境を提供する。信頼性が不十分なソフトウェアの試用に役立つツールである。
(Yoichi Yamashita)



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