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兵庫県立大など、個人ごとの理想的な運動強度を提供する制御システムを開発

マイナビニュース / 2024年8月20日 11時33分

今回の研究では、安静時から心拍数を上昇させる検証実験が、20~50代の男女の健常者を対象にして行われた。すると、約40%の性能向上が確認できたとする。同実験では、最終的な心拍数へ至る「過渡応答」(運動を始めてから心拍数が一定もしくは規則的に変化する状態に至る前段階における心拍数の変化の様子)と呼ばれる時間変化に伴う状態も含め、安全に制御ができることも確認できたとした。

今回の研究では、健常者が安静時を初期状態として軽く汗をかく程度までの運動実験が行われた。しかし、急激な強度上昇が必要なアスリート向けの激しい運動を過不足なく実現することも可能であると考えられるという。そのため、今回の手法のスポーツ科学分野での検証も期待されるとした。また研究チームは今後、アスリート向けとは真逆に、非常に緩やかな強度上昇のみが許される医療機関におけるリハビリテーションなどにも応用し、医療の質を広範囲に向上させることも目指すとしている。
(波留久泉)



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