岩本勉、失点につながった日ハム新庄監督の満塁策を語る「これがレベルの高い野球」

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元プロ野球選手で野球解説者の岩本勉氏が17日、YouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』で公開された動画「【オリックスvs日ハム】リリーフが粘れず逆転負け『結果的に満塁策が裏目に出たけど…』北山が2ヶ月ぶり復帰戦で6回途中1失点!! ザバラは『もっと上から目線で投げるべき』日本ハム戦を解説します【プロ野球】」に出演。日本ハム・新庄剛志監督の采配について語った。

○2球連続のスクイズも称賛

16日のオリックス戦で、日本ハムは同点で迎えた7回裏に、打撃不調の若月健矢を満塁策で敬遠。その後、大里昂生にセンター前にタイムリーヒット、廣岡大志に2点タイムリーのセンター前ヒットを打たれることとなった。

しかし、岩本氏は「満塁策が失点につながった結果になったけども、これはただただ作戦が裏目に出ただけで。クロスゲーム、1対1のタイゲームの中で、1点をやらない作戦の中では満塁策は当然あるんですよ」「こういう満塁策って8回、9回に行われるイメージがあるけど、試合の中で一番の山場で作戦に打って出るのは当然で、後手に回ったらめちゃくちゃしんどくなるんですよ」と、ベンチの采配に理解を示した。

続けて、「満塁策っていうのは面白いもので、結果によってベンチの采配ズバリもあれば、ベンチの采配が裏目に出たとか(もある)。それで突かれる部分」と、成否で判断されやすい作戦だと解説したうえで、「これがレベルの高い野球なんです」「緻密な作戦野球、その一部がここに出て、裏目に出た」と持論を展開。

また、「その前は全部表面に出てたじゃないですか。2球連続のスクイズなんてあっぱれでしょ」と賛辞を贈り、「その作戦に打って出れる、選手たちがちゃんと理解して納得してすぐ行動に移せるっていうのは、チーム状態の良さをうかがわせます」と自身の印象を語っていた。

【編集部MEMO】
現役時代、日本ハムファイターズ(北海道日本ハムファイターズ)で活躍した岩本勉氏。「ガンちゃん」の愛称で知られ、現役引退後は野球解説者・タレントとして活躍している。2020年、自身のYouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』を開設。2020年10月30日に公開された動画「ついに岩本が“斎藤佑樹”について語るでぇ〜! 見逃し禁止やでぇ〜!」が100万回を超える再生回数を記録するなど、ファイターズゆかりの選手について語った動画が人気を博している。
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