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島根県で地域貢献活動「JA ふれあいの集い」を開催! 交通安全落語で、楽しみながら意識改革

マイナビニュース / 2024年8月19日 18時6分

島根で干し大根作りに取り組む宮本さんは、「干し大根は島根の郷土食材。私たちが干し大根作りを続けることで、色々な方に美味しさを知ってもらえるようになり、「東京の給食に使いたい」という相談までいただきました」と振り返り、「1人ではできないことも女性部という組織であれば成し遂げられる。今後もJAと協力して干し大根を故郷の味として継承していきたい」と女性部の存在の大きさを語った。

続いて行われた講演には、家の光協会の稲村沙織さんが登場。「家の光」9月号の付録「家活でいつでも成長できる! 脳活のススメ」から昭和にまつわるクイズを出題した。

「昭和33年に誕生した赤と白がトレードマークの東京都港区の建物は?」「緑色のフィルムケースのようなデザインの商品は?」などのクイズに、参加者たちは当時を思い出しながら解答していた。

講演の最後に稲村さんは「水害や災害が増えているなか、女性部のようにいざという時に助け合える仲間がいることはとても重要」と語り、「皆さんが集まって楽しい活動をするとき、ネタ探しに「家の光」を使っていただけるとうれしい」と思いを口にした。

もっとも会場を盛り上げたのは、落語家・三遊亭遊馬師匠による交通安全落語である。高座にのぼった三遊亭師匠は、落語初心者でも楽しめるように解説を交えながら交通安全を啓発する小噺を披露した。

落語ではお馴染みの蕎麦を食べる仕草をレクチャー。巧みな話術で参加者たちの想像力を駆り立てながら、落語の世界に引き込んでいく。

また噺のなかでは、高齢者による車の事故は、アクセルの踏み間違えや逆走など“うっかり”が原因になると言及。「高齢者が交通事故に遭わないためには外に出なければいい」と冗談を言ったあとで、「事故に絶対遭わないわけではないが、反射材などを身につけた方がいい」と注意を促した。

そしてイベントの終盤では、高齢歩行者やドライバーに向けたレインボー体操の教室も実施した。レインボー体操とは、高齢者の交通事故の要因である、加齢に伴う身体的機能の低下を和らげ、改善するためにJA共済が開発した運動のこと。プログラムは手指の運動や眼の運動など、椅子に座って行えるものばかり。運動に参加した人々からは自然と笑顔が溢れ、朗らかな雰囲気の中でイベントは幕を閉じた。
(安藤茉耶)



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