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Apple Watchやソニーデバイスで睡眠時無呼吸症候群のリスク計測「Sleep Doc」

マイナビニュース / 2024年8月20日 11時40分

画像提供:マイナビニュース

エムスリーとソニーグループの合弁会社サプリムは、同社が提供する睡眠時無呼吸症候群のリスク計測サービス「Sleep Doc」において、新たに個人向けサービスを7月末から提供している。計測デバイスとしてソニーのクリップ型デバイスとApple Watchが加わり、後者の利用料金は2,800円。

サプリムでは、睡眠障害のひとつである「睡眠時無呼吸症候群」について、日本人の6人に1人が潜在患者であるとされるものの、重症者でも必ずしも自覚症状があるわけではなく、治療を受けている患者は潜在患者の3%程度にとどまると指摘。

同症候群の患者はさまざまなリスクが高く、仕事のパフォーマンスの低下、生活習慣病のリスクが約3倍、交通事故の発生率が約7倍など、健康面や安全面での危険性が指摘されているという。

同社が提供する「Sleep Doc」は、ウェアラブルデバイスを睡眠時に装着して、2日間分の睡眠計測をすることで、睡眠時無呼吸症候群のリスクチェックができるサービス。リスクチェック後のフォローアップとして睡眠クリニックの紹介や看護師による電話相談も行うことで、医療機関での治療を通じて睡眠時無呼吸症候群に伴うリスク軽減に取り組む人をサポートしている。

今回のSleep Docリニューアルのポイントは以下の通り。

計測デバイスのラインナップの拡張

ソニー製計測デバイス(クリップ型)
ユーザーの手持ちのApple Watch

廉価プランの追加(2,800円、AppleWatch利用時)
測定結果レポートの刷新
個人向けサービスの開始

ソニー製のSleep Doc計測専用デバイスはレンタルモデルで、利用料金は7,980円。約26×60mm(幅×高さ)、約23.7gと小型で、ズボンなどに装着していつも通りの睡眠環境で計測できるという。デバイスにはLTE-Mを搭載し、スマートフォンとの連携は不要。

Apple Watchユーザーは2,800円で利用でき、Sleep Doc計測専用の無料アプリを使って計測する。レンタルモデルのプランよりも安価ながら、レポート等のサービス内容は他のプランと同じだという。対応OSは、iOS 16以降とwatch OS 9以降。

測定結果レポートは従来の計測結果に加えて、睡眠時無呼吸症候群によく見られる自覚症状に対しての該否判定を追加。同症候群のリスクをさまざまな角度で確認できるようにした。

また、睡眠障害の可能性がある人には、スムーズに医療機関を受診できるよう、自宅からでも受診できるオンラインクリニックの受診方法を説明。Sleep Docの検査を積極的に受け入れてくれる医療機関の紹介も行う。

このほか、医療機関を訪問するときに活用できる、Sleep Doc測定結果に対する病院・クリニック向けの解説資料も追加している。
(庄司亮一)

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