東芝、壁際のゴミを取り除く「すみまでブラシ」を備えたコードレス掃除機

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東芝ライフスタイルは8月20日、コードレススティック掃除機「TORNEO（トルネオ）」シリーズの新製品として「VC-CLX73」を発表した。9月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は93,000円前後の見込み。

「TORNEO」は、高速気流でゴミと空気を99％分離するという独自の「パワーキープシステム」により、強力な吸引力が99％以上持続するとうたうコードレススティック掃除機。新製品ではヘッド構造が改善され、回転ブラシの両端に「すみまでブラシ」を追加することで壁際のゴミが掃除しやすくなった。回転ブラシは簡単に取り外せて、水洗いが可能。

回転ブラシに髪の毛などが絡みにくい「からみレスブラシ」が引き続き搭載されているほか、新たにヘッドの車輪にも特殊加工素材を採用し、髪の毛などの絡みつきを抑制する。

ワイパーに市販のフローリングシートを装着することで、ワイパーの吸込口で固形のゴミを吸い取り、同時にべたつき汚れはシートでふき取れる「吸い拭き2WAYワイパー」が付属。ゴミの取り残しがなく時短かつ効率的な掃除が可能だとしている。

モーターは強い吸引力の「Hi-Power DC モーター」を搭載。そのほか、ハンドルを寝かせてもヘッドが浮かず、家具の下など掃除しにくい場所も奥まで届く「床ピタ設計」や、ハンドルを左右に捻ると、ヘッドの向きが簡単に切り替わる「スイング連動」、緩やかに湾曲したグリップ形状の「らくわざフリーグリップ」なども特徴だ。

スティック時の本体サイズはW229×D180×H1,095mm、収納時がW280×D405×H1,035mm。重さは標準時で1.7kg。本体カラーはメタリックベージュ。

集じん方式はフィルターレスサイクロン、集じん容積は0.13L。充電時間は約2.5時間、連続運転時間は標準が約35分、自動が約10分、強が約8分。

付属品は吸い拭き2WAYワイパー、ピカッとライト、丸ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ、ACアダプター。
（早川厚志）