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森田剛、役者に専念し変化…難役への挑戦も「今の自分ならば表現できるんじゃないか」

マイナビニュース / 2024年8月21日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

日本の終戦から79年経つが、世界中ではまだ至る所で戦争が起こっている。そんな中で上映されているのが、俳優の森田剛が主演を務める映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』(公開中)だ。2023年8月14日にNHK総合テレビのNHKスペシャルにて放送された作品の劇場版で、太平洋戦争で国民の勝利への士気を高めるべく、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの苦しみを描いている。

森田が演じるのは、開戦ニュースと玉音放送の両方に関わった、天才と呼ばれた和田信賢アナウンサー。難しい役だが、「今の自分なら表現できる」と役に挑んだという。今回は、主演の森田に、同作への思いや作品で伝えたいことについて話を聞いた。

○NHKスペシャルから『劇場版 アナウンサーたちの戦争』へ…森田剛の思い

――ちょうど1年前、ドラマ『アナウンサーたちの戦争』が放映され、その1年後に劇場版が公開ということで、どのような思いですか?

森田:とても嬉しかったです。本当によかったなと思います。

――森田さんの声は昔からすごく素敵だなと思っていたので、カリスマアナウンサーという役に納得だったのですが、ご自身ではどのように挑まれましたか?

森田:自分でも「素敵だな」と思ってたので、よかったです(笑)。でも周囲からは「アナウンサー役なんだ」とびっくりされました。アナウンサー役というのが、意外だった人が多かったみたいで。普段僕は声が低いんですけど、感情的になったりすると高くなるのが、けっこう不思議で。今回の役でも低い声でしゃべったりもしていましたが、当時のアナウンサーさんは声が特徴的な方が多かったので、高めに原稿を読んだりする場面もあり、色々な声を使えるのは楽しかったです。

――人に影響を与える点では共通点があるかと思います。言葉を発する時などに、ご自身で気をつけていることもありますか?

森田:「気をつけなきゃな」と思っています。自分が思ってないことを、その場の空気で言ってしまったりとか、「人が言わないだろうな」ということを「言っといた方がいいかな」と思って言ってしまったりとかすることは、これまでもあったので。自分が思っているのと反対のことを言ってしまうとか……それを聞いて、受け取る人がいやな思いをするんだったら、気をつけなきゃいけないなって、すごく思うんです。

――意外でした。「自分の言いたいことを言っていく」みたいな感じのイメージがあって。

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