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注目の働き方「パラレルキャリア」とは - 副業とどう違う? メリットやデメリット、注意点などを解説

マイナビニュース / 2024年8月21日 16時10分

画像提供:マイナビニュース

フリーランスや副業など多様な働き方が広がる中、近年では「パラレルキャリア」という働き方にも注目が集まっています。パラレルキャリアとは、報酬の有無にかかわらず、複数のキャリアを形成することを意味する言葉です。ただ、本業以外の仕事をする「副業」との明確な違いがわかりづらいという人も多いかもしれません。

そこで今回は、パラレルキャリアとはどのような働き方なのか、副業との違い、また、パラレルキャリアのメリットや注意点・デメリットなどについてまとめました。

■「パラレルキャリア」って何? 副業との違いは
<パラレルキャリアとは>

パラレルキャリアとは、経営学者のピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの-21世紀のマネジメント革命』の中で提唱した概念で、「人生を豊かにする第二の活動」を本業以外に持つことを意味する言葉です。

パラレルキャリアはキャリア開発やスキルアップ、本業では得られない経験、自己実現などを目的としており、必ずしも収入が伴うとは限りません。第二の活動には、別の企業での就業や自営業のほか、非営利目的のボランティア活動や趣味の活動なども含まれます。

パラレルキャリアの例としては、たとえば、会社勤めをしながらNPO団体に所属して活動する、休日に地域の子どもたちにサッカーを無償で教えるなどが挙げられます。また、本業とは別の企業で働くほか、今勤めている企業の他部署で仕事をすることもパラレルキャリアにつながります。

なお、全ての仕事や活動に本業と同じように取り組むこともあるため、パラレルキャリアは「複業」とも言われています。
<副業とパラレルキャリアの違い>

「副業」との最も大きな違いは、副業が収入増を主な目的にしているのに対し、パラレルキャリアはスキルアップや自己実現を主な目的にしていることです。また、副業は本業に対しての「サイドビジネス」であり、あくまで本業が主体であるため、時間配分などがパラレルキャリアとは異なります。

さらに副業では、本業で得た知識やスキルなどを活かして取り組むことも多いですが、パラレルキャリアでは本業とは全く関係のない仕事や活動に取り組むことも多いです。

ただし、副業でも本格的に取り組んでいる場合はパラレルキャリアと考えられるケースもあります。特に、将来的な独立を見越して副業をしているなら、実態としてはパラレルキャリアに近いと言えるでしょう。
<パラレルキャリアに注目が集まる背景>

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