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アマゾンの見守りカメラ「Ring」に、電動首振り機能付きインドアカム

マイナビニュース / 2024年8月21日 23時12分

画像提供:マイナビニュース

Amazonは、セキュリティカメラ・Ring(リング)シリーズの新機種「Ring 首振り機能付きインドアカム(Pan-Tilt Indoor Cam)」を発表。予約受付を8月21日に開始し、9月4日から出荷開始する。価格は7,980円。カラーはホワイトとブラックの2色。

店舗や小規模オフィス、自宅の気になるところをスマートフォンなどから確認できるRingシリーズの新製品。

Ringアプリ上からカメラの電動マウント部分を操作することで、左右360度回転させたり、上下169度に傾けたりできる首振り機能を加えており、ひとつのカメラで同じ部屋にある複数の出入り口を確認したり、ペットのいる場所を探したりなどがしやすくなるという。

さらに1080p HDビデオとカラーナイトビジョン機能を搭載し、ライブ映像も鮮明に確認できるとする(夜間にカラー映像を確認するには、別途照明等で一定の照度が必要)。ただし、常時録画には対応しない。

従来のRingシリーズ製品が備えている、双方向音声応答やリアルタイムのモーション検知といった機能も搭載。カメラが人の動きを検知すると、すぐにRingアプリに通知が届き、リアルタイムで部屋の様子を確認したり、カメラに内蔵されているマイクとスピーカーを通じて相手と直接会話したり、ペットに話しかけたりできる。

音声アシスタントのAlexaを搭載した画面付きEchoデバイスや、Fire TVシリーズとの連携も可能。RingのAlexaスキルを有効化し、「アレクサ、ガレージを見せて」などと話しかけると、別途用意した対応デバイスでライブ映像の確認と音声応答が行える。

有料の「Ringプロテクトプラン」を契約すると、Ringデバイスで撮影した動画を最長180日間保存・確認・共有可能(デフォルト設定は60日間)。静止画も7日間保存・確認・共有できる。設定した間隔でのスナップショット撮影や、スナップショット付き通知、人による動作を検知した場合にのみ通知や録画を行う「パーソンアラート」などの機能も使えるようになる。

Ringプロテクトプランに加入すると、ライブ映像をポップアップウィンドウで確認しつつ、別のアプリも操作できるピクチャーインピクチャー機能や、PCブラウザでログインして4つのライブ映像を同時再生するマルチカメラビューなどの新機能も利用できる。なお、Ring 首振り機能付きインドアカムを購入した人には、2024年12月15日までRingプロテクトプランの無料体験版を付帯する。

プライバシーとセキュリティ保護対策も行っており、デバイスとアカウントで二段階認証を採用。ビデオエンドツーエンド暗号化技術を利用した高度な暗号化オプションも提供する。ユーザーはRingアプリからプライバシーを詳細に設定することができるほか、カメラのプライバシーカバーを手動で左右にスライドすることで、カメラとマイクのオン/オフ切り替えができる。

IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)準拠の無線LAN内蔵。本体サイズは6.02×6.02×14.69cm(幅×奥行き×高さ、ジョイントおよびマウント部を含む)。長さ約3mのUSB-A to Cケーブルと10W USB-A電源アダプター、壁取付けブラケットなどが付属する。
(庄司亮一)

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