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生田絵梨花、“完璧”目指す役作り封印 新米教師役に体当たりで飛び込む『素晴らしき哉、先生!』

マイナビニュース / 2024年8月24日 10時0分

高校時代は行事にしっかり参加していて、体育祭実行委員会を務めたり、文化祭では音楽喫茶で友達と連弾したり歌ったりと、思い出がたくさんあります。高校時代の友達ともたまに会うのですが、私のいいところも悪いところも知ってくれている存在です。
○今作の役作りでは新たなアプローチ

――最近の生田さんといえば、『こっち向いてよ向井くん』の美和子や、『アンメット ある脳外科医の日記』の麻衣という、一筋縄ではいかない、胸の内に思いを抱えたミステリアスな難役が続いていますが、反響や手応えは感じていますか。

別の現場でも「見たよ」と言っていただけることがすごく多くて、反響を感じています。毎回、悩みながら役と向き合うのですが、感想をいただけると安心しますし、楽しんでもらえていたら、報われたなと思えます。

――役作りで悩むポイントは。

台本を読んだとき、このキャラクターはなぜここでこんな行動を取ってこんなことを言うんだろう、と心情をスッと理解できずいつもつまずくんです。考えすぎてがんじがらめになって、監督さんたちにたくさん相談して、時間をかけて飲み込んでいます。でも今作のりおの胸の内は、シーンや台詞にそのまま表れているので、「なぜ、そんな行動を取ったの?」という疑問はわかないんです。台本を読んでいるだけで、りおの気持ちと自然とフィットしていくというか。

――りおの思いは、きっと視聴者にも伝わりやすいですよね。確かに『向井くん』の美和子は、序盤では何を考えているか分からないミステリアスなところが、作品の軸そのものになっていて。

そうなんです!(笑)美和子は、心情を分析して、想像で埋めていく作業がたくさん必要な役どころでした。今までは、「完全にこのキャラクターを理解した」と思わないと、役としてその場にいられない感覚に陥ってしまって、怖くて演じられませんでした。でも今回は、完璧に役を作り上げる前に、りおを信じて実際に演じてみることが必要で。演じながら実感できるもの、演じていて変化していくものを大切に役に飛び込んでいく感覚は、この作品、この役ならではだなと、これまでとのアプローチの違いを感じています。

■生田絵梨花
1997年1月22日生まれ、ドイツ出身。乃木坂46の1期生として活躍し、2021年末で同グループを卒業。女優としても幅広く活躍し、代表作はミュージカル『レ・ミゼラブル』『ロミオ&ジュリエット』、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』『Dr.コトー診療所』、ドラマ『PICU 小児集中治療室』『こっち向いてよ向井くん』などに出演。2017年に第8回岩谷時子奨励賞、2019年に第44回菊田一夫演劇賞を受賞した。また、ソロアーティストとして全国ツアーを今年開催中。NHKの音楽番組『Venue101』ではMCを務めている。2024年は、ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』に出演。『素晴らしき哉、先生!』で地上波連続ドラマ初主演を飾る。
スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)、ワンピース:Arobe、他スタイリスト私物、ヘアメイク:北原果(KiKiinc.)
(八木ひろか)



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