弁護士ドットコム×NEC、自治体向け契約書等デジタル化における運用支援で協業

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弁護士ドットコムとNECは8月22日、自治体向け文書管理支援において協業を開始したことを発表した。これに伴い、弁護士ドットコムの契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」とNECが提供する「GPRIME(ジープライム)文書管理」が10月から連携される。

○協業の概要

NECのGPRIME文書管理と弁護士ドットコムのクラウドサインを連携することで、起案から作成、決裁、契約、保存管理など契約に必要な作業を一括で電子化し、契約事務の業務運用全体をデジタル化、またエンドユーザーまで一気通貫でデジタル公文書を提供することが可能となる。

GPRIME文書管理とクラウドサインの連携により、文書管理から契約締結、保管までのプロセスを電子化することで、印紙代や紙代、郵送代といった費用コストが削減されるほか、郵送時間や手続き時間、管理時間といった時間コストも削減できるという。

また、保管場所を削減でき、契約書の自動保存による適切な管理と管理負荷の軽減が実現する。さらに、リアルタイムな情報共有や迅速な対応が可能となり、職員の確認作業に係る負担が軽減されるとともに、契約情報の分析による業務の改善も期待されるといったメリットがあるとしている。
（早川厚志）