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iPhoneで「タイムライン機能」は使える? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年8月23日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

ご質問のタイムライン機能とは、過去に訪れた場所と日時を振り返る機能のことでしょうか? iPhoneには、位置情報に基づき割り出された行動履歴を記録する機能が装備されていますが、Googleマップでいうところのタイムライン機能のように場所や日時を指定した検索には対応していません。

iPhoneの行動履歴は、記録されていてもプライバシー保護の観点から閲覧が制限されています。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「利用頻度の高い場所」の順に画面を開き、「利用頻度の高い場所」スイッチをオンにしていると、現在またはごく最近訪れた場所だけを調べることができます。具体的な日時を指定して訪れた場所を調べる、都市や地域を基準に往訪回数を調べる、といった使いかたには対応していません。

しかし、GoogleマップはiPhoneに対応しているため、あらかじめ適切な設定を施しておけば行動履歴を振り返ることができます。プライバシー保護はさておき、◯月◯日に自分がどこにいたのか知りたい、◯◯市を訪ねたのはいつだったか確認したい、A地点からB地点までの移動にどれだけ時間がかかったか把握したい、といった用途に役立ちます。

Googleマップでタイムライン機能を利用するには、位置情報サービスを「常に」の状態でオンにしたうえで、タイムライン機能を有効にしなければなりません。iOSの仕様により、ときどき「バックグラウンドでの位置情報の使用を許可したままにしますか?」と確認するダイアログが現れますが、「常に」を選択したままにしておかないとタイムライン機能が正常に機能しなくなるので注意しましょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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