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睡眠コミュニティ「ZAKONE」の参画企業が拡大、新サービスもスタート

マイナビニュース / 2024年8月23日 11時12分

画像提供:マイナビニュース

NTT東日本、NTT DXパートナーを中心に、さまざまな企業が共同で睡眠改善に向けた新規事業創出やサービス開発、イベントを企画する仮想コミュニティ 「ZAKONE」(ザコネ)は8月22日、9月3日に活動開始から2周年を迎えるにあたり、この1年の活動状況、参画企業による主な共創プロジェクト、今後の展開などを説明した。

なお、1年目の活動報告レポートはこちら。

ZAKONEでは、睡眠課題の解消と睡眠市場の拡大に向け、既存サービスの提供事業者にとどまらず、異業種異分野事業者の睡眠市場参入によるサービスの多様化に向け、新たに睡眠市場に参入したい企業や既に睡眠市場で活動している企業の共創による睡眠市場発展を目的に活動している。
参画企業が152社に拡大

ZAKONEの参画企業は、1年前の68社から152社に、企業マッチング数は18件から83件に、プロジェクト数は4件から17件に拡大。NTT東日本 スリープテック事業 マーケティングPR担当/ZAKONE コミュニティ運営担当 佐々木翠氏は、拡大の要因は2つあると述べた。

1つの要因はいろいろなイベントやメディアを見て知ってもらうきっかけが増えてきたこと。もう1つの要因は、参加企業が加入する際に、一緒に取り組んでいる企業にZAKONEを紹介してもらうことが多いためだという。

参画企業は、睡眠中効果を発揮する寝具はもちろん、寝室の環境、空調や香り、音楽、照明、疲労神経を整える関連のヨガや瞑想、入浴、ホルモンを整えるためのサプリメント、ストレス緩和の乳酸菌やギャバなど、さまざまな要素が絡み、かなりバラエティに富んでいるという。

現在の睡眠市場は約1.2兆円だが、ZAKONEは潜在市場として3~5兆円の規模があると見込んでいる。

「市場が広がっていく要素は異業種の参入だと感じている。音楽、市場が伸びているサウナなど、コラボレーションで睡眠関連の取り組みをしているような施設や製品サービスが増えていくところが市場拡大の要因だと思っている」(佐々木氏)

市場拡大に向けて同コミュニティでは、睡眠に関する企業同士を集めて繋げるためのイベントの開催、日本睡眠協会、経産省、林野庁、厚労省など、睡眠に関係するさまざまな団体とのコラボやビジネスマッチング、オウンドメディア「note」を介した新しい睡眠の体験に向けた啓蒙活動を行っていくという。
主な共創プロジェクト

また、ZAKONEは共創プロジェクト誘発のためのイベントやプログラムの開催も積極的に行っている。主な事例としては、「Chill体験:超没入寝落チルハウスプロジェクト」、「寝不足のパパママ向けの休息スペースYASMOプロジェクト」、「快眠のための家PJ」がある。
Chill体験:超没入寝落チルハウスプロジェクト

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