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IIJ、社員の家族を職場に招待する「IIJグループファミリーデー2024」を実施

マイナビニュース / 2024年8月23日 16時16分

また、あるフロアでは、社員の方が自分でお菓子を仕入れてきて、駄菓子屋のようなスペースを作って販売していた。外部の会社がオフィスに定期的にお菓子を補充して販売するというのは見たことがあったが、社員が自ら社内販売しているというのは、ちょっと聞いたことがない。さらに、個人で揃えているにも関わらず、決済は現金だけでなく、クレジットカードや非接触決済系まで、一通り揃っているというあたりが実にIIJらしいところだろう。
○よのなかをへいわにするおしごとです

最後に、IIJが誇るセキュリティオペレーションセンター(SOC)の見学へ。ここではIIJが行っているネットワークセキュリティ関連の仕事をご家族に紹介していくわけだが、お子様に限らず、一般の方でも何をしているかわかりにくいところはあるだろう。

ここでIIJから出てきたのが「わたしたちはよのなかをへいわにするしごとをしています」という言葉。社会インフラの多くがネットワークに依存している現在、インターネットを介した攻撃や侵入などを防ぎ、円滑なネットワーク利用が滞りなく行えるようにするセキュリティの仕事は、確かに「よのなかをへいわにするしごと」と言っていいだろう。お子さんたちにはお父さん・お母さんのおかげで皆が平和にネットを支えていることを誇っていただきたいと思った次第だ。

○車椅子フェンシングの日本代表と対戦も!

自由参加のゾーンでは、ソフトな素材でできたサーベルと、センサー内蔵の前掛けを使って判定する「スマートフェンシング」を体験できるコーナーが用意されていた。このスマートフェンシングの相手をしてくださるのは、IIJではIIJmio関連の業務に携わりながら、車椅子フェンシングの日本代表チームにも選出された笹島貴明氏。

体験コーナーではお互いにセンサー前掛けとサーベルを持ち、笹島氏は車椅子に、対戦者はオフィスチェアに座った状態で相対し、相手のセンサーを先に攻撃できたほうがポイント取得、3ポイント先取で勝利、というルール。筆者は実際にサーベルを振るのはこれが初めて。一本はお情けで取らせていただいたものの、残り3本は瞬殺であった。

実際に体験させていただいて思ったのは、サーベルが意外と長く、しなるので思い通りのところを狙いにくいということ。五輪での日本フェンシングチームの活躍で、お子さんにフェンシングを習わせるご家庭も増えているとのことだが、確かにこれは奥が深く面白い競技だと感じた。
○働くお父さん・お母さんに感謝

最近は家族に働く姿を見せようという試みも各社で盛んになっており、夏休みに合わせて会社訪問企画を実施している企業も増えているようだ。IIJのファミリーデーは手作り感満載で、実に同社らしい内容だったように思う。筆者も取材を忘れてすっかり楽しませてもらってしまったが、きっとお父さん・お母さんの職場を見学できたご家族の方々も同じ思いだっただろう。

普段何気なく利用しており、「使えて当然」という印象の強いインターネットだが、その快適さは、(あらゆるインフラサービスに共通することではあるが)インフラ整備に関わっている人々の不断の努力によって支えられていることを忘れてはいけない。今回参加された方々は、日本のインターネットを支えているご家族の働きに誇りを持ったことだろう。
(海老原昭)



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