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トップ3に食い込んだ『名古屋』以外の街は? 愛知県・商業地の地価上昇率ランキング

マイナビニュース / 2024年8月26日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

2024年3月に発表された「地価公示」によると、愛知県の商業地の地価上昇率は+4.2 %です。中でも特に地価が上がっているのはどの地域なのでしょうか?

今回は国土交通省の地価公示をもとに、愛知県内の商業地の地価上昇率を駅別に発表します。さらに、地価上昇の背景について、鑑定評価書の情報を用いてわかりやすく解説します。

○愛知県・商業地の地価上昇率ランキングトップ20(2024年版)

愛知県の商業地において、2024年1月時点で地価の上昇率がもっとも高かったのは「久屋大通」(名古屋市東区泉1丁目2304番)でした。

次いで2位は「池下」(名古屋市千種区池下1丁目413番)、3位は「名鉄一宮」(一宮市栄1丁目6番5)です。

○名古屋市と一宮市が上位を占める

TOP20のうち16地点を名古屋市が占める結果となりました。特に東区・千種区・中区が数多くランクインしています。

名古屋市以外では、一宮市が3位と7位に入り、12位には刈谷市、19位には知立市が入りました。

ここからは国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で公表されている各地点の鑑定評価書を基に、上位の地域の特性について解説します。

なお、鑑定評価書の表記は地番や住居表示がベースになっていますが、この記事では分かりやすくするため最寄り駅で表記します。
○久屋大通

1位を獲得した名古屋市東区の久屋大通は、15%の地価上昇率を記録しました。名古屋駅から地下鉄桜通線で3駅の場所で、名古屋城も近くにあります。

鑑定評価書には「高い利便性を有する地域で、近年、周辺で大型ビルが開業したこと、栄周辺の再開発への期待感が高まっていること等を受け、需要は底堅い。」とあります。

高層の事務所ビルが建ち並ぶ高度な商業地域であり、周辺で予定されている再開発によって、さらに賑わうことが予測されています。

○池下

2位に入ったのは名古屋市千種区の池下で、地価上昇率は14.9%です。地下鉄東山線の池下駅のすぐ近くで、中高層の店舗や事務所などが建ち並ぶ商業地域です。

鑑定評価書には「駅前地域を中心に収益物件の高値取引が見られており、地価は強含みで推移している。」と表記されています。

近年は賃貸・分譲マンションの建築が増加しているため、中長期的には住居の要素が強まっていくと予測されています。
○名鉄一宮

3位の名鉄一宮の地価上昇率は14.3%です。駅の北側に位置し、店舗・事務所・マンションを中心とする商業地域です。

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