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発達障害からコミュニケーションに苦戦も飲食店で奮闘…信頼関係を築いた取材Dが伝えたい「責任を意識し始めた姿」

マイナビニュース / 2024年8月24日 18時0分

しかし、他人に恐怖を覚え、うまくコミュニケーションが取れない大貴さんに話を聞くのは、苦労を要した。

「最初はどうやったら大貴くんが僕に心の中を教えてくれるんだろう…と悩みながら接していました。大貴くんのほうが年上なので、最初は“大貴さん”と呼んで敬語を使っていたのですが、本人とお母さんとも相談しながら“大貴くん”にしてみたり、いろんなコミュニケーションを図りながら、時間をかけてちょっとずつ心を開いてくれたと思います」

大貴さんは一緒に日本酒を飲みたいそうだが、お酒が飲めないという真壁D。それでも、大貴さんから「飲めなくてもいいから、日本酒のイベントに行こうよ」と誘われ、「今度行く予定です」という関係性を築いている。

この変化は、大貴さんが店の運営を続ける中、仕入れや買い付けなど様々な場面でコミュニケーションを取るようになったことも大きな要因だと分析。

ただ、前編の放送で、「僕とのコミュニケーションはもう大丈夫そう?」と聞く真壁Dに、大貴さんが「分からない(笑)」と答える場面もあったように、「(信頼関係を)積み上げてきたと思いきや、いきなりシャッターを閉じられることもありますし、次に会いに行ったらまた開いてるなんてこともあります」と、一筋縄ではいかない部分もあるようだ。

●人生を捧げる母、生きがいを見つけた父

そんな大貴さんと二人三脚で歩んできた貴美子さんについては、「本当に人生を大貴くんに捧げているんだなと、前回の放送の時も感じたのですが、今回もまた強く感じました。後編で、自分の婚約指輪を売ろうか…という場面があって、僕は“そんなに大切なものを、本当にいいんですか?”と心配になるくらいだったのですが、自分の人生よりも“大貴のために”という意志の表れだと思いました」と実感。

前編では冒頭から、母と息子がケンカするシーンもあったが、「大貴さんは切羽詰まったりすると自分をコントロールできなくなることが多いので、そこからいい方向に持っていけるのは、さすがお母さんだなと思います」と“名コンビ”ぶりを発揮している。

今回はサブタイトルに『時々父さん』とあるように、父・充明さんの物語が、前回よりも描かれている。

「お母さんとはまた違うやり方で家族を支えたいという気持ちを持っていますよね。カッコつけようとせず、自然体で家族のために頑張ろうという感じが伝わってきます。今回一つ良かったなと思うことがあって、お父さんは、28歳から続けてきた歯科医を84歳で引退することに決めて、もしかしたら自分の生きがい的なものが急になくなってしまうのかなと感じたんです。でも、大貴くんを支える中でコーヒーを学んで、そこが新たな生きがいになっているようで、すごく素敵だなと思いました」

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