『ブラックペアン2』“天城”二宮和也の父親役に大和田伸也 福澤朗は厚生労働省の職員役

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TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜21:00～)の第8話(9月1日放送)に大和田伸也と福澤朗が出演することが25日、発表された。

『ブラックペアン シーズン2』は、2018年4月期に二宮和也主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の続編。シーズン1から6年後の物語となる今作で二宮は、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じている。

大和田が演じるのは、天城の父親であり、フランス国立大学病院の心臓外科の権威・天城司。佐伯教授や渡海征司郎(二宮和也)の父・渡海一郎とも何やら関係があるようで。最終章に向けての重要な鍵を握る人物である。

福澤が演じるのは、シーズン1に引き続き、厚生労働省の職員・富沢雅之。天城が患者に法外な治療費を要求していると報告を受け、そのような人物がトップに立つ新病院「スリジエハートセンター」に許認可を出して良いのか問題になっていると忠告しにやってくる。それに対して天城は……。
○■ついに天城がダイレクト・アナストモーシスを失敗する!?

第6話では、エルカノ・ダーウィンの臨床試験が失敗。エルカノ・ダーウィンでの手術を受けるべく維新大に入院していたウエスギモータースの会長・上杉歳一(堺正章)だが、実は天城(二宮和也)のシャンス・サンプルを行っており、臨床試験が失敗する方に賭けクリア。天城のダイレクト・アナストモーシスを受けるべく東城大に転院した。しかし、天城の不在中に容態が急変。佐伯(内野聖陽)が緊急オペを行うが、佐伯式は行わずにオペを中断し、薬物治療に切り替えることになった。

今夜放送の第7話では、上杉会長の息子であり、ウエスギモータースの社長・歳弘(城田優)が東城大にやってくる。歳弘は高額な報酬と引き換えに、なんと上杉会長の手術を失敗してほしいと天城に頼むのだった。父子は経営をめぐって対立関係にあり、歳弘は会長の引退を望んでいたのだ。実は、裏で維新大の菅井(段田安則)が歳弘に入れ知恵しており、ウエスギモータースの医療部門を使ってあることをもくろんでいた。手術をわざと失敗するわけがないと世良(竹内涼真)に言う天城だったが･･･。

一方、佐伯は治験コーディネーターの美咲(田中みな実)と東城大の副院長である江尻(大黒摩季)と会食していた。医療AI・エルカノを使った遠隔診療の研究を維新大の教授と進めている江尻にエールを送る佐伯。美咲もまた遠隔治療には強い関心を持っているのだが、第7話でその理由が明らかに。

そして、天城による上杉会長のオペは全日本医学会会長選の日に決まる。会長選で菅井のプレゼンテーションが行われたのち、佐伯のプレゼンテーションでは天城によるオペが始まる。天城はダイレクト・アナストモーシスを進めるが、まさかの失敗･･･!? 天城はやはり金を選ぶのか、それともついに神から見放されてしまったのか。そして、全日本医学会会長選の勝者は一体?

【編集部MEMO】
原作は、海堂尊氏の小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社文庫)。“バブル3部作”と呼ばれる『ブラックペアン』シリーズの『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』は累計発行部数160万部を突破しており、ファンから熱烈な支持を受けている。

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