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「arrows We2 Plus」レビュー、Exliderや自律神経測定など独自機能も充実

マイナビニュース / 2024年8月26日 20時58分

最近のQualcomm製SoCのネーミングについておさらいしておくと、「8がハイエンド、7がミドルハイ、6がミドルレンジ」という大枠は従来通りですが、各シリーズ内で「+が付いたらそのシリーズの中で上位寄り、sが付いたら下位寄り」と細分化されています。つまり本機種に搭載されているSnapdragon 7s Gen 2は「ミドルハイの7シリーズだけど下位(ミドルレンジ)寄り」という位置付けのSoCです。

実機でベンチマークテストを行ってみると、Geekbench 6のCPUベンチマークはシングルコア1,025点/マルチコア2,852点で、3DMark(Wild Life)のGPUベンチマークは3,008点でした。

ミドルの6シリーズの中で比較的新しいSnapdragon 6 Gen 1(AQUOS sense8やXperia 10 VIなどに採用)と比べると、CPUスコアはほぼ変わらず、GPUスコアは2割程度高いかという程度ですので、従来の7シリーズからイメージするようなハイエンドに迫るパフォーマンスを求めると期待外れかもしれませんが、直接競合する他社のミドルレンジスマートフォンと比べても価格・性能のバランスは悪くなく、独自機能などの付加価値で十分選ばれ得る範囲に入っているでしょう。

arrows We2 Plusの価格はドコモ版で62,150円、楽天モバイル版で49,900円、SIMフリー版の家電量販店における実勢価格は59,950円。IIJmioではメモリを8GBから12GBに増量したモデルを販売しており、こちらは通常価格54,800円/MNP特価36,800円(10月31日まで)です。

販路によって価格や割引の差はありますが、総じてミドルレンジからミドルハイの域に一歩踏み込んだ内容の機種としてはお買い得感のある価格設定です。特に、メモリを強化しながら普通のSIMフリー版よりも安いIIJ限定モデルは狙い目と言えます。
(細田頌翔)



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