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中学生や高校生も受賞! アップルが認めた6名の学生アプリ開発者の横顔

マイナビニュース / 2024年8月29日 13時45分

画像提供:マイナビニュース

次世代のアプリ開発者を発掘・応援するべく、アップルが学生を対象に開催したアプリコンテスト「Swift Student Challenge」。今年は、6名の日本人が見事に受賞しました。驚くことに、最年少の受賞者は中学生、1名は世界で50名の優秀受賞者(Distinguished Winner)にも選出されてティム・クックCEOに直接プレゼンする機会を与えられ、2名は昨年に続いての連続受賞、という快挙ずくめの内容となりました。

その日本人受賞者6名が、Apple 丸の内で開かれたToday at Appleの特別セッション「スポットライト:Swift Student Challenge 2024の入賞者をお祝いしよう!」に登壇。受賞した自作アプリを紹介しつつ、Swift Student Challengeに応募する際のポイントを解説。次世代のアプリ開発者を目指す親子や若者にエールを送りました。

アップルが認めたアプリに込められた工夫

8月17日、土曜日の10時30分という朝早い時間にもかかわらず、Apple 丸の内にはアップルに認められた若きアプリ開発者の話を聞きたいと考える参加者が多く集まりました。

2023年のSwift Student Challengeに続いて2年連続の受賞を果たしたのが、大学4年生の秋岡菜々子さん。iPadでフラワーアレンジメントを楽しみながら、花への興味を深めることを狙った「LifeWithFlowers」のアプリで受賞をつかみました。

「部屋にお花があるとリラックスできますよね。お花がある心豊かな生活をもっと多くの人に広めたい、と考えたのが開発のきっかけです。実は、私はフラワーアレンジメントをやったことがないのですが、アプリ上で手軽に体験できるようにしました。アプリの完成度を高めるべく、花を配置する時に自然なアニメーションを付けています。チュートリアル機能も付け、何をすればよいか分からないという困りごとをなくしました」

続いて登壇したMonga, Reonaさんは、なんと中学3年生! 受賞した「Cones」は、iPadで色覚検査ができるアプリ。色覚異常の人の見え方をシミュレートする機能や、色覚異常についての知識を学べるコンテンツも用意しています。

「僕は視力が低いこともあり、もともと目について興味がありました。学校で実施した色覚検査をiPadで実行したいと考えたのが開発のきっかけです。アップル自身がアクセシビリティを大切にしていることもありますが、このアプリも色覚異常の人が使えるよう色やレイアウトを工夫しています」

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