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カゴメが「ごはんにかけるスープ」発売 - 食卓の主役になる野菜スープ、レンジOKで簡単 & 時短調理

マイナビニュース / 2024年8月27日 8時19分

画像提供:マイナビニュース

8月23日、トマト加工品の国内最大手・カゴメが「2024年 秋冬新商品発表会」を開催した。

同社の食品企画部や飲料企画部の担当者らが登壇した本発表会。近年、食卓での高まっているという「野菜」スープ領域の新商品や、「野菜生活100 Smoothie ビタミンスムージー」のリニューアル内容などが紹介された。
○■主菜や主食になるスープ商品に注力

食品・飲料それぞれから、2024年の上期の振り返りや生活者の動向が紹介された本発表会。直近の傾向などを踏まえてこの秋冬に上市される新商品、ブランド別のプロモーション施策の内容について発表された。

食品企画部のプレゼンでは、物価の上昇が続く中で普段は節約しつつ、たまのぜいたくを楽しむ"メリハリ消費"が継続していると説明。前年から夕食の皿数=おかずの品数が減少し、調理が簡単で短時間の食事で済むワンプレート化・主食化の流れが顕在化した結果、スープが副菜から主菜へ、主菜から主食へと変化しているとの見解が述べられた。

「スープはダイエット中に食べるメニューとして野菜サラダに次いで第2位という調査もあり、ダイエット目的での需要も拡大しています。とくに具だくさんスープのようなものを食事代わりにするダイエット食としても浸透しています」とカゴメ食品企画部 袴田祥人氏は語る。

ワンプレート化との親和性が高い洋食メニューや、トマトソース・トマトケチャップといった洋風調味料の食卓での出現頻度も前年対比で伸長。オムライスは前年より1割増となっているほか、同じくトマトケチャップを使うナポリタンやハンバーグといったメニューも好調に推移しているという。

「『カゴメトマトケチャップ』は今年2月、3年連続となる3回目の価格改定を実施させていただきましたが、’24年上期は金額ベースの前年比で111%と好調に推移しています。子育て世帯の流入により、数量ベースでも使用量の増加が見て取れる状況です」

野菜摂取手段の多様化に向けて、同社の食品事業ではスープを重要な領域と捉え、カゴメならではの「野菜」スープに挑戦する。「この秋冬から新商品『ごはんにかけるスープ』を発売します。既存のカゴメのスープ商品にはポタージュの通販商品があり、2019年以降、右肩上がりで拡大を続けていますが、こちらは一般のスーパーマーケットなどのチャネルで販売する家庭用スープです」

ラインナップは「海老と完熟トマトのビスク」「濃厚ボルシチ」の2種類。カップスープや粉末スープが圧倒的に大きな存在感を放つ市場で、伸び率が近年最も高いという電子レンジ対応のレトルトパウチ商品だ。

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