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櫻井海音、『【推しの子】』実写化主演に並々ならぬ覚悟「この役は僕以外にやらせたくない」

マイナビニュース / 2024年8月27日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の櫻井海音が主演を務める、ドラマシリーズ&映画『【推しの子】』(ドラマシリーズ:11月28日よりPrime Videoで配信 映画:12月20日公開)のコメントとスチールが27日、公開された。

○『【推しの子】』アクアを熱演する櫻井海音のインタビュー&スチール

今回公開されたのは、今作の主人公・アクアを熱演する櫻井のコメントとスチール写真。母であるアイ(齋藤飛鳥)の死の真相を巡り、復讐心を燃やして“芸能界”へと潜り込むアクア役に体当たりで挑んだ櫻井は本作への挑戦に「大きなプレッシャーを感じた」と胸中を明かす。「元々、お話をいただく前から原作を読ませていただいていて、すごく好きな作品でした。『もし実写化するならアクア役をやりたい』と思っていたら、本当にお話をいただけて。大好きな作品だし、ファンも沢山いる作品なので、めちゃくちゃプレッシャーはありました」と世界中で人気を博す原作の実写化に期待と不安を抱えつつ、出演を決意したそう。「プレッシャーはありましたが、でもそれ以上にアクア役をやりたい気持ちが強すぎて、最初に監督やプロデューサーと話した際、『この役は正直僕以外にやらせたくないです』と、正直な気持ちを伝えさせていただきました」と、オファー当時の心境を語る櫻井の言葉には、並々ならぬ覚悟と溢れる原作への敬意が込められている。

そんな櫻井は昨年11月から今年3月まで、4カ月以上の長期で行われた撮影期間中、改めて原作を読み込み徹底的にアクアというキャラクターを自身に落とし込んだという。「第一はやっぱり原作への気持ちというか。赤坂アカ先生・横槍メンゴ先生がこの世に生み出してくださったものを、いかに自分に投影させて演じることができるかという気持ちがありました。絶対に原作の持つアクアのイメージを崩したくなかったので、毎シーン毎シーン撮る前に、原作にある同じシーンを見てアクアがどういう表情しているか、どういう動きをしているか、座っているか立っているか、ポケットに手を入れているか、入れていないか、など細かいところまでできる限りやりたいと思って臨みました」と話す。その覚悟を体現するように、自身の出番がない日でも現場に頻繁に顔を見せスタッフと密にコミュニケーションをはかり、そして他の演者たちの演技を見て学び、自身の演技に落とし込もうとする真摯な姿が目撃されていた。

また、撮影現場には、原作者・赤坂アカ氏、横槍メンゴ氏も何度か訪れたそうで、櫻井は「初めてお会いした際は緊張しすぎて、棒立ちでした。後から聞いたのですが、赤坂先生・横槍先生から見ても『めちゃくちゃ緊張してたよ』みたいな感じだったらしく……(笑) それくらい好きで、リスペクトしている作品の先生に会うというのはものすごく緊張することでした。でも、2回目にお会いしたときは、お二人がフランクに接してくださったおかげで、緊張せずに色々と会話をさせていただけました」と振り返る。大きなプレッシャーを抱えながらも撮影を走り切った櫻井は、「自分の大好きな作品で、ずっとやりたいと思っていた役を色々な人に支えていただきながら、アクアを演じられたのは、俳優としてものすごく貴重な経験。皆で作り上げた実写『【推しの子】』を、一人でも多くの方に見ていただきたいです」と、座長としての確かな手応えを明かしている。

あわせて解禁となったスチール写真では、光と影に包まれた“芸能界”を舞台に、復讐を果たすため手段を厭わず欲望と嘘を利用するアクア役に挑む櫻井の真剣な眼差しが映し出されている。

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

【編集部MEMO】
『【推しの子】』原作コミックは、累計1,500万部を売り上げる大ヒットに。また、2023年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題となった。アニメのオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書きおろした楽曲「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。
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