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編集部がkintoneで業務アプリを作ってみた 第2回 アイデアを共有する「取材ネタ帳」を作る

マイナビニュース / 2024年8月30日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

本連載では、『プログラミング言語恐怖症』の筆者が、サイボウズが提供するノーコード開発ツール「kintone(キントーン)」を使って気ままに業務アプリを作り、それを紹介している。前回は、広報担当者の情報を一元的に管理できる「プロフィール帳」を作った。

今回は、思いついた取材ネタを記録するアプリを作ろうと思う。バラバラに管理していた取材の企画書を一元化・可視化し、編集部内のメンバーとも共有できるアプリを作ってみる。kintone初心者が手探りで開発するため、アプリのクオリティには目をつむっていただきたい。
“鮮度の高い”アイデアを記録・共有したい!

アプリ名は「取材ネタ帳」。このアプリで一番実現したいことは、思いついた取材のネタを一覧で管理し、それを編集部内のメンバーで共有できるようにすること。普段から編集部内で取材ネタや記事の切り口のアイデアなどは定期的に共有しているが、kintoneアプリによって、鮮度の高いアイデアを場所や時間にとらわれることなく共有したいと考えた。

また、レコードを追加していくだけなので、気軽にアイデアを共有できる環境も構築できそうだ。筆者はこれまで、思いついた取材ネタはiPhoneのメモ機能などで記録していた。他のメンバーの目に触れる場所に記録し迅速にフィードバックをもらうことで、より深みのある切り口に仕上がるかもしれない。では早速作っていこう。

豊富な機能でサクサク開発

今回作りたいアプリは、取材までのスケジュール調整や、記事掲載の管理などを行うアプリではない。あくまでもアイデアベースのネタを記録・共有するアプリだ。

kintoneでアプリを作成する手順を簡単におさらいしておこう。まずkintoneにログインすると、「アプリ」という項目がある。表示されたボタンをクリックすると、アプリの作成方法を選択する画面になる。今回も「はじめから作成」を選択し、自由な形式でアプリを開発する。

アプリの作成画面(フォームの編集画面)が表示されるので、アプリのタイトルを「取材ネタ帳」に変更した。また、先日取材したサイボウズのイベント「kintone hive」に登壇した山豊工建の活用事例から学んだことを生かして、アプリのアイコンを自分で作成したものに変更した。

次に、アプリに必要な入力項目(フィールド)を追加していった。ドラッグ&ドロップでテキストを入力できる「文字列」や、日付を選択できる「日付」、作成者の氏名が自動で反映される「作成者」などを追加していく。

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