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馬場園梓、アジアン解散で芸人引退検討もピン芸人として再出発「目標が達成できてなかったので」 賞レースへの思いも

マイナビニュース / 2024年8月28日 10時45分

○「コンビの活動があっての今」 1人になってありがたみを改めて実感

――コンビとピンでは全然違うということですが、約20年間のコンビ活動はご自身にとってどんな経験になったと考えていますか?

やはり2人でやってきたことで得られた土台が今の私を支えていますし、人前に出ることができたのも、皆さんに覚えてもらえたのも、コンビの活動があっての今なので、私にとってとても大切な経験になっています。ネタのことでも信頼して頼ってきて、1人になるとそのありがたみを改めて感じ、感謝の気持ちもすごく大きいです。今は1人になって難しいことだらけですが、その試練が逆に刺激になって、一からという気持ちで取り組めています。

――ピンになると重圧もより大きく感じるものでしょうか。

ウケるもスベるも1人で、ほかの仕事も全責任が自分になってくるので、重圧はめちゃくちゃあります。ロケの待ち合わせでも、相方がいると安心しますが、時間になってもスタッフさんと会えないと「ここで場所合っているのかな?」と不安になります。

――精神的にたくましくなりますね。

厚かましさとたくましさがさらに増していると思います(笑)。ネタを書いても、コンビだと意見をもらうことができますが、1人だとお客さんにどう伝わるかという判断を全部自分でしないといけないので、ぶっつけ本番のようなスリリングさがあります。

●久々の賞レースでぶつかった“時間の壁”「難しかった」

――ご自身の持ち味や武器についてはどのように考えていますか?

生まれも育ちも根っからの関西人で、私の厚かましさや「いってしまえ!」というやけくそ精神がいい形になって出ているのかなと。関西人ならではの勢いをどんどん出していけたらと思っています。

――子供の頃からザ・関西人という性格でしたか?

おばあちゃんとおじいちゃんにすごくかわいがってもらって、大人の前ではお調子者でしたが、外では人見知りで目立つタイプでもなく、仲のいい友達の前だけではしゃぐ感じでした。でも、おじいちゃんとおばあちゃんを笑わせようとするのが好きで、すごく褒めてくれるのでうれしくて、褒めてもらうためにやっている感じでした。

――芸人になりたいと思ったのもおじいちゃんおばあちゃんの影響が大きいのでしょうか。

めちゃくちゃ大きいですね。子供なので同じことを繰り返すんですけど、いつも「面白い」と言ってくれて、それがうれしくて。今1人で活動していますが、お客さんに笑ってもらった時に、昔おじいちゃんとおばあちゃんに「面白いね」と褒めてもらった感じがよみがえってきて、生きている感じがします。やっぱりお笑いを続けていきたいとも思いましたし、褒めてもらえるごとに楽しさが増しています。

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