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最新おもちゃのトレンドは?「東京おもちゃショー」見どころをチェック!

マイナビニュース / 2024年8月28日 11時48分

なお、昨年の入場者実績は、バイヤーズデーが16,896名で、パブリックデーが51,701名となっているが、今回は夏休み中の開催ということにあり、暑さ対策に万全を期しつつ、バイヤーズデーが2万名、パブリックデーが6万人の入場を目指しているという。また、玩具業界に関心のある学生を対象とした「玩具業界研究セミナー」の実施も予定されている。「バイヤーズデーにおいては、展示される商品が注目され、話題が高まることを期待。パブリックデーは、おもちゃやキャラクターに触れ合っていただくことで、夏の良い思い出をご提供できれば」(佐藤委員長)。
○国内玩具市場規模は、少子化のなかでも過去最高を記録

日本玩具協会 見本市委員会 専門委員の藤井大祐氏は、「東京おもちゃショー2024」の開催に先立ち、おもちゃ市場の規模と傾向、そして今年のトレンドについてを紹介。

日本玩具協会では、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の玩具市場規模調査を実施。その結果、希望小売価格ベースで初めて1兆円を超える1兆193億円に達した。少子化が進む中でも、2019年以降4年連続で伸びており、前年度に続いて過去最高を記録、前年度比では107.1%となった。2022年度はカプセルトイの市場を加えることで1兆円を超える規模とされたが、2023年度は玩具だけで1兆円を超える市場規模になったとあらためて強調する。

「近年ますます顕著になっている少子化トレンドの中で、おもちゃに対するニーズが非常に高く、玩具市場が今後さらに成長していく可能性があることを示している結果」との見解を示す藤井氏だが、玩具市場の中核を占める10分野(市場全体から雑貨やホビー、ベビーカーなどの乗用関連を除いた分野)だけでも2023年度は前年度比108.5%の6,883億円と過去最高を更新しているという。

玩具市場が初めて1兆円を超えた最大の要因を金額ベースで見ると、前年度より425億円売上を伸ばして、今や2,774億円市場となったカードゲーム・トレーディングカード市場の伸びが非常に大きく、市場全体を牽引。プラモデルとフィギュアが好調だったホビー市場も79億円拡大して、1,749億円市場となり、ぬいぐるみも67億円伸ばして、391億円市場へと成長している。そのほか、ハイテク系トレンドトイが前年比121.5%、のりもの玩具が108.9%と伸長。

カードゲーム・ドレーディングカードは、「ポケモン」カードゲームが昨年に続いて大きな伸びを見せていること加えて、「ワンピース」や「遊戯王」などのブランドもそれぞれ好調。ホビーは、ガンプラをはじめとするプラモデルやインバウンド層のおみやげ需要が高まるフィギュアが後押しをした。

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