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大阪・関西万博、全長150m「未来の都市」パビリオンの展示内容を発表‐日立やKDDIら12者が協賛

マイナビニュース / 2024年8月28日 15時50分

2035年の未来に住む子どもから、身近なテーマについてのSOSを受け取り、来場者はナビゲーターとともに未来の課題や選択肢について理解を深める。解決策を自ら選択することで、未来の都市がどのように変わるかを体験する。また両社は、シアターゾーンと同様の体験ができる環境をメタバース上に構築する予定で、大阪・関西万博会場外からも体験できるようにするとのことだ。

アクションゾーンは、子ども向けの展示。体を動かしながら参加できるゲームコンテンツを用意し、「一人ひとりの行動が都市の課題を解決に導き、未来の都市を変えられることを体験できる」(丸山氏)という。ゲームコンテンツの詳細は今後発表される。

またKDDIは、大阪・関西万博会期中にバーチャルプラットフォーム中に「バーチャル未来の都市」を構築し、パビリオンとは異なる体験を提供する予定。KDDIだけでなく、他の協賛者と共に構築する。来場者はアバターとして街を散策し、未来のテクノロジーに触れたり、街の住人と会話したりすることができる。同技術の詳細も今後発表される。

「博覧会史上でも稀な奥行きのある体験を」

「未来の都市」パビリオンでは、他にも「交通・モビリティ」(川崎重工、商船三井、関西電力送配電)と、「環境・エネルギー」(日本特殊陶業、日立造船、IHI)、「ものづくり・まちづくり」(神戸製鋼所、青木あすなろ建設、小松製作所、CPコンクリートコンソーシアム)、「食と農」(クボタ)の4分野の展示エリアがある。

商船三井の展示では、動く洋上風力発電と水素生産設備が融合したハイブリッドプラント船「ウインドハンター」を中心に表現し、IHIの展示では、来場者が「不思議な空飛ぶキューブ」に乗り、海の中から宇宙、ミクロの世界を探検してクリーンエネルギーの循環について学ぶ。

記者会見に登壇した博覧会協会 企画局 局長の河本健一氏は「未来の都市は次世代技術や社会システムが反映された未来の暮らしや生活を体現する場だ。協賛12者との共創で、博覧会史上でも稀な奥行きのある体験を提供する」と意気込みを見せた。
(早川竜太)



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