Windows 11向け更新プログラム、Windows共有ウィンドウからAndroidへのアクセス実現

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Microsoftは8月27日(米国時間)、「2024年8月27日 — KB5041587 (OS ビルド 22621.4112 および 22631.4112) プレビュー - Microsoft サポート」において、Windows 11向けの最新の更新プログラム「KB5041587」のプレビュー版を公開した。このプレビュー版には、Androidデバイスへの共有機能の追加やファイルエクスプローラーに存在した既知の問題の修正などが含まれている。

○KB5041587の注目ポイント

KB5041587ではWindowsの共有機能が改善され、Windows共有ウィンドウからAndroidデバイスにコンテンツを共有できるようになった。この機能を利用するにはAndroidデバイスをWindowsPCとペアリングする必要がある。また、この新機能により、AndroidデバイスのWindowsアプリへのリンクとPCの電話リンクを使用できるようになる。

そのほかの主な注目点は次のとおり。

ナレーターのスキャンモードの応答が迅速になった。Microsoft Edgeを使用して大規模なドキュメントを読み取る場合に役立つとされている
音声アクセスにおいて、入力した文字をより高速に音声入力できるようになった。テキスト内で選択、削除、移動するコマンドの編集オプションも追加されている
ファイルエクスプローラーに存在したCtrl+Fを押しても検索が開始されない問題、Shift+Tabを押してもフォーカスが失われる問題、Windowsキー+E キーを押してもフォーカスがまったく設定されない問題などが修正されている

KB5041587はWindows Update経由でインストールすることができる。Windows 11 22H2 HomeおよびWindows 11 22H2 Proに関しては2024年10月8日にサポートが終了する予定となっている。そのため、これらのエディションを使用しているユーザーに対し最新バージョンのWindows 11にアップデートするよう推奨している。
（杉山貴章）