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日立、業務特化型の生成AI構築を支援する新サービス「試行から本格的な活用へ」

マイナビニュース / 2024年8月29日 12時37分

例えば、NVIDIAの最新AI機能と日立ストレージを搭載した「Hitachi iQ with NVIDIA DGX」に業務特化型LLMを組み合わせて、顧客のオンプレミス環境に導入することで、企業独自の業務ノウハウである学習済みの専門知識を保護しながら活用できるという。日立は今後、オンプレミスとクラウドにまたがったハイブリッド環境で、顧客がデータの所在を意識せず、生成AIを自在に活用できるAIソリューションの実現を目指す。

専門知識の活用が難しい業務向けに提供

日立は今回、第一弾として、専門性の高い金融分野の業務や、コンタクトセンターの複雑な問い合わせ対応など、汎用LLMとRAGだけでは専門知識の活用が難しい業務向けに新サービスの提供を開始する。

今後、製造業や交通インフラといったOT(制御・運用技術)領域へも拡大し、現場の障害対応や生産工程の高度化などフロントラインワーカーの業務へも順次適用していく予定だ。

日立 Generative AI センター センター長の吉田順氏は「2023年は生成AIの技術に対する理解を深める年だったが、2024年は本格的な活用を進める年。当社も含めた日本企業全体で生成AIの実活用を進めることで、人材不足などの社会課題解決につなげていく」と話した。
(早川竜太)



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