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「横浜流星、すごい」撮影現場の言葉に、藤井道人監督が「でしょ?」 映画『正体』で寄せる絶大な信頼

マイナビニュース / 2024年9月5日 19時0分

新しい一面について聞かれても「全部知ってるのでないんですけど、『そう、それそれ!』みたいな」というほど、横浜と通じ合っている監督。「流星とは脚本から一緒に作るので、 彼自身がどれだけ素晴らしいパフォーマンスをしてくれるかもわかってる分、お互いが妥協しないままOKテイクを導き出していける。実は流星にだけは演出のアプローチが全く違っていて。他の俳優には感情の話をよくするんですけど、流星とはもうそこは終わっているので、『今横で何ミリだから、その表現域じゃ伝わんないよ』とか『そっちの画は今使わないから、 間をずらさないで』とか、そのくらいテクニカルなことも共有できる。そういう風にできるのは多分流星だけです」と絶大な信頼を寄せていた。

撮影を夏と冬に分けたことについては「これだけ著名な俳優部をそれだけの時間拘束するって、プロデュース面からするとハードルが高いんですけれども、そういうことをやってでも撮りたいものがあるというのが、自分の中では大事にしていることで。まとめて一気に撮っちゃう人もいて、別にそれはそのやり方だと思うんです。大事にしてる場所がどこかだけだと思っていて。時期を経て髪が変わったり、体型が変わったり、そういうことも大事にしたいと最初からお伝えして、それが画に出てると思うので、無駄じゃなかった」と自信を見せる。
○世界への怒りから「自分たちが先に走っていけば変わることはある」というマインドに

今作については「しっかりヒットする」ということも目標に掲げているそう。監督は「商業的な部分もだし、しっかり『これは観た方がいいよ、めちゃくちゃ面白いから』と言われるような、全国でそういう人たちが楽しんで見てくれるものを作れてる自信があります。極上のエンターテイメントを作りたいという思いが、『正体』にはある」と熱い思いも。

作品のテーマとして“多面性”が掲げられている点については「多面的に人を許容することができない時代でもあり、以前は納得いかないこともすごくあったし、損している部分もあるなと思ってたんですけど、今は『得しているところが多いからいいか』と思えるんです。『正体』の脚本を書いていた時は、 世界の不条理に対しての計りしれない怒りみたいなものがあったんですけど、最近はもう『自分たちが先に走っていけば変わることはあるけど、怒っていても変わることはない』というマインドになって。『正体』も、最初はもっと暗かったけど、途中で少しマインドが変わったことで、今の映画になっています」と語った。

最後に、今作で見られる横浜の魅力について「表面的な流星だと思って観に行った時に、食らうショックはすごくでかい。周りは側面的に『〇〇の時の流星がいい』と言うと思うんです。それは本質で見てない部分なのかなとも思う。流星は鏑木慶一という1人の人間の“正体”を背負って演じてるので」と太鼓判を押した。

(C)2024 映画「正体」製作委員会
(佐々木なつみ)



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