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夏の紫外線が頭皮や頭髪に与える影響は? 医師に聞いてみた

マイナビニュース / 2024年9月6日 11時30分

では、抜け毛が「毛周期」と「夏」のどちらの影響によるものなのかを見抜く方法はあるのだろうか。実はある。

「夏のダメージによる抜け毛の特徴は、紫外線にさらされる頭頂部や分け目付近に集中し、毛髪の乾燥によるパサつきや切れ毛が増加します。一方、休止期脱毛のケースでは切れ毛はなく、抜け毛の根元には白い球状の部分(毛球)がついていることが特徴です」
紫外線から髪を守る方法は?

ここまで読んでいただいた方の中には、「もう8月の猛暑は終わったし、また来年、気を付ければいいか」と思った方もいるかもしれない。少し待ってほしい。

気象庁が8月29日に発表した1カ月予報(8月30日~9月30日)を見ると、9月になってもまだまだ暑い日が続く見込みとなっている。圓山先生も「一般的に、日本の場合は10月まで紫外線が強いため、少なくとも10月までは注意した方がいいでしょう」と警鐘を鳴らしている。油断は大敵だ。

では、どんなダメージ対策が効果的なのか。圓山先生からは「紫外線を防いでくれる帽子や日傘の活用がおすすめです。その他にも、頭皮や髪に振りかけられるスプレータイプの日焼け止めなども有効です」とのコメントが得られた。

髪に日焼け止めスプレーとは意外な対策だが、頭皮に付着してしまうと、かえって悪影響を及ぼすのでは? その点について圓山先生は「もともと皮膚につけるものなので、問題ありません。毛穴につまったとしても、その日のうちにシャワーで流せば大丈夫です」と話す。ただ、多くのスプレー製品にはアルコールが含まれているため、敏感肌の方には刺激となる可能性があるので注意が必要なようだ。

頭皮については、「汚れをしっかり落とすようにシャンプー(洗浄)を行うのが基本です。より気を使うなら頭皮の保湿、炎症を抑える、血流促進を目的としたヘアトニック(頭皮用の美容液のような位置づけのスキンケア)を使うといった方法が良いでしょう。頭皮の紫外線予防に関しては、日傘を差したり帽子をかぶったりすることで、より一層のUV対策ができるので推奨します」とのことだった。

安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。 この著者の記事一覧はこちら
(安藤康之)



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