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鈴川紗由・高石あかり・木戸大聖が思うそれぞれの“色” 初共演も互いに安心感

マイナビニュース / 2024年8月31日 12時0分

――3人がバンドを結成し、友情や恋心を育んでいくというまさに青春な作品だと思いますが、脚本を読んだときにはどういった感想を持ちましたか?

鈴川:オーディションのときも実際のセリフで審査をしたんですが、そのときはトツ子はおとなしい性格なのかなと思っていたので、全編を読ませていただいてから、「すごく明るくてパワフルな女の子なんだ」と気づきました。普段、私はあまり明るいタイプではないので、どうしたらトツ子をかわいらしくて、周りを明るくするパワーのある女の子にできるのかなということを考えながら準備をしていました。

高石:セリフの一つひとつに日常の中から切り取ったものがいくつもあるなと思いました。3人で「アイスクリームどれがいい?」「私、これ!」って選んでいるシーンなど、日常の切り取りがすごく素敵だなと。それがどう絵、色、音になるのかとわくわくしていました。

木戸:アニメーション映画の台本というものを初めて見させていただいたときに、セリフの行間が開いていたりと、普段のお芝居のときにいただく台本との違いに驚きました。読みながらアニメの絵を想像したのですが、「読み切ったときに自分がイメージしているものでは全然足りてなくて、ここに色や音楽が加わるんだろうな」と思いました。僕らが歌を歌ってる部分でも歌詞は書いてありますが、どんな音楽なのかというのは書いていなかったので、普段読んでいる脚本以上に想像がつかなかったです。

○初対面の会話のきっかけは“温度調節”

――3人そろってアフレコすることがほとんどだったそうですが、アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?

高石:(印象的なのは)温度調節……?

木戸:そうだね(笑)

高石:(アフレコブースは)自分たちのものという感覚があって、そこはスタッフさんも入らない空間でマイクとモニターがあるだけの無音の世界。(2人とは)はじめましてだったので緊張しつつも「暑いですかね……?」「(温度)下げますか?」と切り出して(笑)。どうその場に馴染めるかということを考えていました。

木戸: 自分たちが緊張しているのもあって、酸素が薄い感じがしました。ブースの外にお茶場を用意してくださっていたんですが、そこがすごくリラックスする場所でした(笑)。ブースの扉を開けると、「よし、やらなきゃ!」という引き締まる感覚があったんですが、基本的に3人で一緒に録っていたので安心感があってよかったです。別のお仕事でナレーションを録ったりすることもありますが、あの空間に1人だと寂しいよね?

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